こんにちは。テレビやPCモニター搭載スピーカーの音質は微妙に感じる「くにりきラウ(@lau1kuni)」です。
テレビ視聴やPCモニター搭載の一般的なスピーカーでは音質がイマイチだったり台詞が聞き取りづらいく感じる事があるのではないでしょうか?
こちらの記事を掲載する少し前までは数千円程度の安価なサウンドー製品を使用していましたが、音質面などが物足りなく感じていましたので別製品の購入を検討していました。
そこで今回は本体の幅が約60cm程とコンパクトながら高音質で楽しめる「Bose TV Speaker」というサウンドバータイプのスピーカーをご紹介したいと思います。
総評は「表題通りテレビ番組やネット動画の台詞が聞き取りやすい高音質のサウンドバー製品」となります。
【Bose TV Speaker】TV番組の台詞が聞き易いダイアログモード搭載で幅約60cmの小型な高音質サウンドバー!
製品情報
「Bose TV Speaker」の製品情報の詳細についてはこちらの記事よりどうぞ。
製品情報
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【Bose TV Speaker】幅約60cmの小型サウンドバーがBT&HDMI搭載で3.3万円の特徴5選!
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BOSE製品と言えば低音が強調されて迫力の音声で楽しめるといったイメージがあるのではないでしょうか? 5.1chなどのホームシアターを設定したいがその場所が無いという状況などにおいて、テレビの音質改善 ...
主な仕様・スペック
主な仕様・スペック
- スピーカー:59.4 cm (W) x 5.6 cm (H) x 10.2 cm (D) (2.0 kg)
- 専用リモコン:4.0 cm (W) x 10.5 cm (H) x 1.2 cm (D) (45.4 g)
- 電源コード:1.5 m
- 光デジタルケーブル:1.5 m
- 素材:「上面: マット仕上げ」「前面: メタルグリル」
- Bluetooth:ワイヤレス通信距離: 最大9 m・バージョン: 4.2
- 入出力:HDMI(ARC対応)・光デジタル・アナログ(3.5㎜ステレオミニ)・USB(サービスおよびソフトウエアの更新で使用)・ベースモジュール接続・電源入力
- カラー:ブラック
- コントロール:リモコン: 電源ON / OFF、入力切替、ボリューム調整、ミュート、Bluetooth接続、BASS(低音)協調、ダイアログモード
開封・外観チェック
購入価格
購入価格ですが基本的にBOSE製品では値下げがほとんどないケースが多いですが、Amazonにて「特定のプライムビデオ作品の視聴」をしていた模様で値引きが適用されました。
その結果はなんと「約25,000円台(税込)」となりお得でした。
化粧箱
同梱物
次のような物が同梱されていました。
同梱物
- Bose TV Speaker・本体
- 専用リモコン(電池付属)
- 電源コード
- 光デジタルケーブル
- クイックスタートガイド
本体・上面
本体の上面には中央手前に「BOSE・メーカーロゴ」があります。
本体・底面
本体の底面の端側には各端子類が配置されています。
本体・背面
本体の背面には端っこの方に「バスレスポート」があり前述した各端子類が搭載されています。
各端子類について
本体の背面にある各端子類は次のように配置されています。
モザイク箇所には「シリアルナンバー(画像・右上端)」が記載されています。
各端子類(画像・左側より)
- HDMI(ARC対応)
- OPTICAL IN(光デジタル端子)
- AUX IN(3.5mm Jack)
- USB(アップデート専用)
- BASS(別売・同社製ウーファー接続用)
- POWER(電源用)
【補足】BASS・サブウーファー端子について
同社製で別売の「Bose Bass Module 500」と「Bass Module 700」に対応していますが、他社製の一般的なサブウーファーには非対応となっています。
リモコン・表面
リモコン@表面
- 電源のON・OFF
- 音量・大/小
- ミュート
- TVボタン
- Bluetoothボタン
- BASS・低音調整
- ダイアログモード
リモコン・背面
硬貨などでボタン電池のフタをこじ開けて「CR2032(1個・搭載済)」に交換する事が可能です。
配線の接続・本製品の設置について
配線の接続・設置後の状態
私の利用用途では通常のテレビではなくてPCスピーカーとして利用していますので、各配線を接続して設置後の状態の画像が次のようになっています。
接続機器
- モニター:PC用ディスプレイ
- スピーカー:Bose TV Speaker(本製品)
- ストリーミング機器(HDMI):Nvidia Shield TV 2019
- 配線:光デジタルでの接続
テレビでのHDMI接続について
テレビに接続する場合は「HDMIケール部(別売)」を利用します。
テレビでの接続(HDMI)
- ARC・対応:HDMIケーブルのみでOK
- ARC・非対応:付属の光デジタルケーブルを一緒に接続する
【補足】画像内の製品について
画像内にある製品についての記事がありますので参考にどうぞ。
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基本的な使用感について
電源のON・OFF時
本体の電源をリモコンよりONにするとテレビマークアイコンのLEDが「ON:点灯・OFF:消灯」します。
電源ON・OFF時
- 電源ON:LED点灯→白色・緑色(ダイアログモード時・後述)
- 電源OFF:LED消灯
音量調節について
音量調節は付属のリモコンの「+・ー」より操作(ARC・非対応機器を含む)、テレビの場合(ARC・対応機)ではテレビのリモコンでの操作が可能となっています。
また音量の調節幅ですが安物にありがちな大雑把な調節ではなく、本製品では割と細かめの調節が出来ているように感じていますので、例えば夜間での就寝時に同居人に迷惑をかけないように微調整するといった事です。
ちなみに音量ボタンを長押しするとすばやく音量幅が上下するようになっています。
ミュート(消音)について
リモコンの「ミュートボタン」を押すと消音になりLEDランプがゆっくりと点滅するようになっており、もう一度押すと解除されますので電話の着信や急な来客時などに対応出来ます。
ダイアログモード・セリフやボーカルが強調される(目玉機能)
リモコンの右下にある「ダイアログモード」ボタンを押すと電源LEDが「緑色」になり、テレビ番組や映画・音楽鑑賞などの台詞やボーカルが強調されて小さめの音量でも聞き取りやすくなります。
なのでこの目玉機能の一つと言える主に耳が遠くなりがちな高齢者の方や小音量での利用時に最適であると言えますね。
低音調節・5段階
リモコンの「BASS(低音)」ボタンを押すと2つのLEDが同時に素早く数回点滅しますので、その間に「音量:+・ー」ボタンを押す事で「-2(最小)・-1・0(デフォルト)・+1・+2(最大)」の5段階であなた好みに調節可能となっており、最後に「BASS(低音)」をもう一度押すと設定が保存されます。
ちなみに夜間の就寝時などでは低音を強化しすぎると近所迷惑になる可能性がありますので注意しましょう。
低音調節@5段階
- +2(最大)
- +1
- 0(デフォルト)
- -1
- -2(最小)
【補足】初期状態に戻す場合
もし初期状態に戻したい場合は2つのLEDが3回点滅するまで「BASS(低音)」を長押しする事で工場出荷時の状態になります。
自動ウェイクモードが超便利(目玉機能)
「自動ウェイクモード」とは光デジタルケーブルまたはアナログ接続において音声信号を受信したタイミングで自動的に電源がONになる機能です。
利用方法についてはリモコンの「電源ボタン」よりビープ音が鳴ってから2つのLEDランプが「オレンジ色・3回点滅」するまで長押し操作します。
これは目玉機能の一つと言えますのでわざわざリモコン操作をしなくても良いため、私の場合はPCモニターとストリーミング機器の組み合わせで「HDMI-CEC」による制御が不可能ですので特に便利だと感じています。
また数十分ほどの無音状態が続きますと自動的に電源がOFFになりLEDが消灯するため消し忘れ対策にもなって便利ですよ。
Bluetooth接続について
Bluetooth接続時はリモコンの「Bluetooth・ボタン」を押す事でBluetoothマークのLEDが点滅しますのでその間にスマホやタブレットなどから接続設定を済ませると、設定が完了して音出しの準備が完了します。
これによって外部機器からの音声を本製品からの出力に対応していますので音楽鑑賞などを高音質で楽しめるようになります。
【補足】使用スマホについて
この記事で使用しているスマホ本体は「iPhone SE 第二世代(2020年版)」となります。
iPhone SE2@2020
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イマイチな点について
他社製品の類似品よりやや高価な点
他社背品の類似品の場合は2万円台で販売されている場合が多いですが、BOSE製品全般にも言えますが本製品では前述の通り普段はほとんど値下げされる事無く「約3万円前後(税込)」となっておりやや高額である事です。
音量表示のインジゲーターが無い点
こちらの記事にある製品では音量変更時のインジゲーターがありますが、本製品ではそれが搭載されていないため目視での音量が分かりづらい点になります。
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サラウンド感や臨場感はあまり感じられない点
本製品ではどちらかというとBOSEサウンドや台詞の聞き取りやすさといった点が重要視されており、サラウンド感や音の広がりといった臨場感があまり感じられなません。
なのでもしこのような目的の場合は他製品を選択した方が良いでしょう。
HDMI入力端子が無い点
本製品では「HDMI・入力端子」が無いために安価なテレビなどでは元々HDMI端子が少ない場合があるために、貴重な接続ポートが一つ潰れてしまう点になります。
他製品のサブウーファーが利用出来ない点
前述しましたが本製品では同社製の一部のサブウーファーのみの利用となっていますので、これに関しては今後のアップデートなどによって規制緩和に期待したい所です。
最後に
サウンドバータイプでで幅が約60cmとコンパクトな「BOSE TV Speaker」本体についてのレビュー記事でした。
まとめ
見出しテキスト
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【Bose TV Speaker】幅約60cmの小型サウンドバーがBT&HDMI搭載で3.3万円の特徴5選!
2021/10/2
BOSE製品と言えば低音が強調されて迫力の音声で楽しめるといったイメージがあるのではないでしょうか? 5.1chなどのホームシアターを設定したいがその場所が無いという状況などにおいて、テレビの音質改善 ...
開封・外観
- 価格は約3万円前後(税込・通常時)
- LED・インジゲーターが2つあり
- 本体・背面:バスレスポート・各接続端子類(HDMI接続あり)
- リモコン:電源や音量調節などに使用
使用感
- 電源のON・OFF:LEDの点灯・消灯
- 音量調節:安物にありがちな大胆な調節ではなく細かく設定可能
- ミュート(消音)機能あり
- ダイアログモード:セリフやボーカルが強調さえて聞き取りやすい
- 低音調節(BASSボタン):5段階あり
- 自動ウェイクモードが超便利:自動電源ON・OFFに対応
- Bluetooth接続対応:スマホやタブレットからの音声出力に対応
イマイチな点
- 他社製品の類似品よりやや高価な点
- 音量表示のインジゲーターが無い点
- サラウンド感や臨場感はあまり感じられない点
- HDMI入力端子が無い点
- 他製品のサブウーファーが利用出来ない点
他背品よりやや高価ですが価格に見合うだけの製品と言えますし、ダイアログモードによって台詞やボーカルが強調されて聞き取りやすいために特に高齢者の方に最適です。
なのでもし今回ご紹介した内容より興味を持たれた方は製品の詳細のチェックや購入を検討してみてはいかがでしょうか!
この記事が少しでも参考になれば幸いです。