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【ASRock DeskMini A300】自作初心者も挑戦しやすいAMD製小型ベアボーンPC!

2019-03-31

※[PR]本ページはアフィリエイト広告を利用していますので、予めご了承下さい。

くにりきラウ
くにりきラウ

こんにちは。自作PCを何度か経験している「くにりきラウ(@lau1kuni)」です。

デスクトップPCでは主に完成品やBTO(オーダーメイド形式のカスタム可能PC)の他に、あなた自身が各パーツを揃えていって組立する「自作PC」があります。

ただ実際に特に初めての自作PCに挑戦したい方にとっては少々ハードルが高く感じてしまうのではないでしょうか?

そこで今回は2019年2月に新規にPCパーツとASRock(アスロック)製小型ベアボーンキット「DeskMini A300」を購入しましたので、使用してからしばらく経過したので私自身の組立の様子を中心にご紹介したいと思います。

総評

総評は「最新のゲームをプレイしなければ普段使いには十分な性能を発揮するPC」となっています。

【ASRock DeskMini A300】自作初心者も挑戦しやすいAMD製小型ベアボーンPC!

購入動機:ノートPCが数年使用して古くなってきた

以前それまで使用していたノートPCがお古になっていて、そのPCにはWindows 7が搭載されていました。

Windows7は2020年1月にサポートが終了となってしまい、そこで何か新しいPCは無いかと探していました。

次もノートPCにしようかと思っていましたが、ほぼ据え置きで使うのでデスクトップにしようと考えました。

そして色々と調べていたら小型でユニークな製品を発見したのが次の製品です。

※これは2019年2月時点の内容となります。

DeskMini A300 発見

それがこのASRock製ベアボーンキット「DeskMini A300」という製品です。

AsRockは昔から変態仕様マザーボードやユニークな製品作りで、色々話題となっている会社です。

DeskMiniシリーズは既にIntel製は発売されており、そして待望のAMDバージョンがデビューされたのです。

最近人気のAMD Ryzenシリーズに関心があったので購入した訳です。

発売日は2019年上旬でその数日前にネットショップで予約注文しました。

商品が届いたのは発売日当日で休日になって実際に自作PCしました。

今まで何度か自作経験があるので挑戦したところ、特に苦戦する事なく完成しました。

追記:2020年1月下旬

現在Windows7はサポートが終了しています。

DeskMini A300・PCパーツ紹介

今回購入・使用した各々のパーツの紹介です。

パーツ 製品型番 価格(2019年2月購入時)
ベアボーン ASRock DeskMini A300 20,000
CPU AMD Ryzen 3 2200G(3.5GHz) 12,000
CPUクーラー

Ainex IS-40X

3,900

メモリー

SiliconPower SP016GBSFU266B22(DDR4-2666@8GB*2)

13,000
SSD(OS用・交換前)

ADATA XPG SX6000 Pro ASX6000PNP-256GT-C(256GB)

6,000
SSD(OS用・交換後)

SiliconPower SP256GBP34A80M28(256GB)

約6,000(2020年1月購入時)
SSD(データ用)

ADATA ASU650SS-480GT-X(480G)

6,500
OS

Windows 10 Pro 64bit版

0・後述
合計金額

-

61,400

DeskMini A300 本体について

本体の付属品のチェックをしていきます。

注意点

この製品は「AMD-CPU対応版」であり、Intel製CPUには対応しておりませんのでご注意下さい。

本体・化粧箱

こちらが本製品の化粧箱となりますので実際に開封して中身をチェックしていきましょう。

付属品・同梱物

付属品・同梱物

  • DeskMini A300本体(マザーボード付)
  • マニュアル
  • ドライバーDVDディスク
  • 専用CPUクーラー(日本版のみ)
  • ネジなどの取付金具
  • SATA用ケーブル
  • ACアダプター&電源コード

製品詳細・仕様


CPU
- AMD® AM4 ソケット CPU をサポート (Raven Ridge、Bristol Ridge、最大 65W)
冷却
- Supports AMD® AM4 CPU Cooler (Max. Height ≦ 46mm)
オペレーションシステム
- Microsoft® Windows® 10 64-bit 対応
チップセット
- AMD® A300 Promotary
メモリー
- Supports 2 x SO-DIMM DDR4 , Max. 32GB (non-ECC)
- Ryzen APU - DDR4-2933MHz
- Aシリーズ APU - DDR4-2400MHz
グラフィックチップ
- Integrated AMD® Radeon™ Vega Series Graphics in Ryzen Series APU
- Integrated AMD® Radeon™ R-Series Graphics in Aシリーズ APU
グラフィックス出力
- 1 x HDMI (4K@60Hz)
- 1 x DisplayPort (4K@60Hz)
- 1 x D-Sub
サウンド
- 1 x Head Phone with Mic Jack
- 1 x Mic-In
- Realtek ALC233
フロント USB
- 1 x USB 3.1 Gen1 Type-C
- 1 x USB 3.1 Gen1 Type-A
後部 USB
- 1 x USB 3.1 Gen1 Type-A
- 1 x USB 2.0 Type-A
ネットワーク
- 1 x RJ45 ギガビット LAN
- Realtek RTL8111H
ストレージ
- M.2_1: Type 2280 PCIe Gen3 x4
- M.2_2: Type 2280 PCIe Gen3 x4*

- 2 x SATA 6Gb 2.5-inch 7mm/9.5mm ハードドライブ (RAID 0/1)

*
Athlon 2xxGE series APU - PCIe Gen3 x2
ワイヤレスネットワーク
- 1 x Wi-Fi + BT モジュール用 M.2 (key E 2230) スロット
コネクタ
- 1 x USB 2.0 Header
- 1 x フロントパネルヘッダー
- 2 x 4-ピンファンコネクタ
- 1 x DC 入力ジャック (19V 電源アダプタに対応)
- 1 x 4 ピン Audio Header
- 1 x 2 ピン シャーシイントルージョンヘッダー
電源
- 120W/19Vアダプタ
付属品
- 2 x 電源ケーブル付きSATAデータ
- 1 x ネジパック
サイズ
- Motherboard: 5.8" x 5.4" (Mini-STX)
- Barebones: 155 x 155 x 80 mm (1.92L)
セキュリティ
- ケンジントンロック
- キーロック
認証
- CE, FCC
- TPM Software

ASRock公式HPより引用

DeskMini A300・外観チェック

本体・正面

左上には電源ボタンがあり、下の辺りには接続端子があります。

正面端子類

  • マイク入力
  • USB 3.1 Gen1 Port Type-C
  • USB 3.1 Gen1 Port Type-A Port
  • ヘッドホン端子

本体・左側面

こちらは正面から見て左側面でこの網目所の部分にはCPUファンが付いて排気口となっており、右端にはオプションのUSB増設用の穴があります。

本体・右側面

こちらは正面から見て右側面で中央にVESA穴があり、液晶ディスプレイの背面に取付が可能となっています。

なのでもしPCの設置場所にお困りの方には嬉しいですね。

本体・背面

こちらは背面側で画像の左側から次のようになります。

次項より実際の組立工程について解説していきます。

背面端子部

  • 電源ACアダプター用
  • DisplayPort
  • HDMI
  • D-SUB
  • 右上から LAN端子、USB2.0、USB 3.1 Gen1

組立開始・CPU本体の取付

まずは背面のネジを開けてCPUを取付るための作業がしやすいように画像のコードを一旦外しておきます。

CPU本体について

こちらがAMDのCPU「Ryzen 3 2200G」となり外箱がなかなかカッコイイです。

固定バネを開けてCPUの取付作業

CPU固定バネを上にあげてCPUをそっと落ち着いて装着します。

画像では分かりにくいですが「△印」があるのでそれに合わせてゆっくりとセットしましょう。

DeskMini A300 CPU サポート一覧

CPUファン取付(全高46mmまで対応)

通常「DeskMini A300」本体に付属のファンを使用します。

CPUに付属のファンでは高さの関係上取付出来ません。

今回は社外品CPUクーラーの使用

私はCPUファンはマザーボードのウラ側からネジ止めをしたい派ですので、今回は社外品(AINEX IS-40X)を購入して取付てみました。

Ainex IS-A40

  • CPUファン本体
  • 取付金具やグリス
  • マニュアル

製品ウラ面

金属部の中央にフィルムが貼ってあるので剥がしておきましょう。

熱伝導グリスの準備・塗布

取付金具は「Intel用」と「AMD用」があるので後者を使用します。

今回はAMDのAM4用を画像のように取付後に付属されているグリスを適度に塗っておきます。

マザーボード裏側にアクセスするには、一旦本体からマザーボードを取り外す必要があります。

CPUファンを上から載せて裏返してネジ止めしましょう。

ちなみにネジと基板の間にはワッシャーが挟まっています。

CPUファン取付完了

表向けて取付完了したら「CPUファンケーブル」を写真のように取付ます。

そしてマザーボードを本体に戻してネジ止めを忘れずにしましょう。

ちなみにCPUファンは「全高46mmまで」のやつが使用出来ます。

この製品は45mm高なのでホントギリギリで装着可能でしたw

補足:社外品CPUファン「AINEX IS-40X」について

上記の社外品であるCPUファン「AINEX IS-40X」ですが負荷が少ない時は静かですが、ある程度負荷が掛かるとファン音がそれなりにして気になるかもしれません。

なのでそのような方はやや高価ですが静音で評判の良い「noctua製・NH-L9a-AM4」を選択されると良いでしょう。

Noctua NH-L9A-AM4-CH-BK Socket AM4専用、ロープロファイルのトップフロー型CPUクーラー

余った部品は保管しておく

先程の社外品CPUファンを取付の際に外したパネルは大切に保管しておきましょう。

ノートPC用メモリー取付

「 SiliconPower SP016GBSFU266B22(DDR4-2666@8GB*2) 」を取付ます。

ちなみにこのPCでは「ノートPC用のメモリー」になるので注意して下さい。

メモリー取付の注意点

ノート用のメモリーは斜めから差す場合が多いですが、このPCでは真っ直ぐ垂直に上から差し込みます。

メモリーを差し込んだ後にはちょっと指が痛かったですw

注意点

  • メモリーの向きが逆だと刺さらない
  • 特に冬の寒い時期は静電気に注意する事
  • 何故なら最悪メモリーが故障する恐れがあるから
  • 不安な方は「静電気防止用の手袋」などを準備しておく

M.2 SSDの取付(OS用)

OS起動用として購入した「 ADATA XPG SX6000 Pro ASX6000PNP-256GT-C(256GB) 」です。

ADATA/エーデータ XPG SX6000Pro M.2 2280 PCIe Gen3x4 NVMe 1.3 SSD 256GB ASX6000PNP-256GT-C 【5年保証付き】

手順・補足

Ultra M.2と書いてある所にプスっと差し込みます。(画像では左から右へ)

左端にはネジを止めて固定しておきましょう。

ちなみにこの下にはWifi/Bluetooth用のパーツが接続出来るようになっています。

注意点:M.2SSDのタイプについて

「DeskMini A300」では「M2.SSD」は「NVME」に対応していますが「SATA」には対応していないのでご注意下さい。

【追記】M.2 SSDの交換作業

M.2-SSD@OS用ディスクを交換しましたので詳細はこちらの記事よりどうぞ。

SATA用SSDの取付(データ用)

データ用として購入した「ADATA ASU650SS-480GT-X(480G)」です。

手順・補足

本体ケースの裏側に2.5インチのSSD/HDDを2つ取付可能で付属のSATA用ケーブルを使用して接続します。

この付属のSATAケーブルは結構断線しやすい感じなので丁寧に取扱いして側面からネジで固定します。

ケースを閉める・元に戻す

一通り終わったらケースとマザーボードの電源を接続してケースを閉めます。

元ネジの代わりにハンドルネジの適用

今後メンテナンスする時にケースを開閉しやすいようにハンドルネジを買っておきました。

この作業は後日にトラブルが発生したため変更して正解でした!

元ネジは大切に保管しておきましょう。

取付後の様子・失敗点について

そうすると写真のようにドライバーを使わずに手だけでネジを閉めたり緩めたり出来るので便利ですよ。

ただここで失敗した箇所がありまして…その内容は次の通りです。

失敗談

バックプレート(銀色のやつ)がDisplayportとHDMI端子内側にめり込んでしまっていたのです。

このままではケーブルを接続出来ませんので、もう1度ケースを開けてマザーボードを取り外してまた締め直しするはめになってしまいました。

なので私と同じような失敗をしないように注意して下さいね(´・ω・`)

正常な状態

下の画像の状態が本来金具がめり込んでいない状態です。

組立完成後・起動チェック

これで組立完了となりあとは電源ボタンを「ポチっとな」と押して無事に起動しました。

本体大きさの目安・参考

500mlペットボトルとの大きさ比較ですが高さはペットボトルより少し低めです。

(DeskMiniの写真上下逆さまになってるw)

OSやドライバーのインストール

起動後はOS(Windows 10)のインストールを行います。

最近のOSのインストール時間はSSDの効果もあって20分程で完了しました。

その後はドライバーのインストールとなりますが、このパソコンにはDVDドライブがありません。

なので公式HPより自分で各々ドライバーをダウンロードしてインストールしました。

ちなみにOS代が0円となっているには次のような理由があります。

【パッケージ版】Windows 10 Home/Pro 日本語版/May 2019 Update適用

【補足】OS代が無料(0円)なのは何故なのか?

それは当時Windows 8の出始めに割安な価格で買えるキャンペーンをやっていまして値段は確か3000円程だったと思います。

ネットなどで調べてみるとどうやらWindows 7以降のプロダクトキーでWindows 10を利用出来るとの情報がありました。

そこで試しにやってみたら問題無く認証されたという訳です。

【関連記事】ASRock DeskMini A300/X300

ASRock製「DeskMini A300/X300」に関連する記事がありますので参考にどうぞ。

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最後に

AMD製CPU対応「ASRock Deskmini A300」の製品パーツ紹介・自作PCの組立作業について紹介する記事でした。

まとめ・組立手順

  • PCパーツ類の準備・付属品の確認
  • ケースを開ける
  • CPUの取付
  • CPUファンの取付
  • メモリー(ノートPC用)の取付
  • SSDの取付
  • ケースを閉める
  • OSの導入・インストール

その後は「OSを導入してドライバーをインストールする」流れとなり、数万円程で小型でそこそこ性能の良いPCが完成となりました。

このPCでは最新のゲームや重たい処理などをしなければ普段使いとして十分に使用出来るPCです。

よって自作PC初心者の方や2台目以降のサブPC用途にもお勧めですので、新PCの購入を検討されている方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか!

くにりきラウ
くにりきラウ

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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