以前に記載したサムスン製Androidタブレット「Galaxy Tab S6 Lite(以下:S6 Lite)」が予想以上に使い勝手が良くて上位版が気になっていました。
そこで本家のAmazon(アメリカ)にてセールで割安で販売されていた「Glaxy Tab S7(無印版・以下:S7)」を思わず購入してからの使用感などをご紹介したいと思います。
結論を申し上げますと「様々な作業やゲームを快適に利用出来る2020年最強ともいえるAndroidタブレット」となっています。
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【Galaxy Tab S7】主な仕様・スペック
※公式HPより引用しています。
Samsung Galaxy Tab S7 | |
寸法 | 253.8(W)x 165.3(H)x 6.3 mm |
重量 | 498g(Wi-Fi)、500g(LTE)、502g(5G) |
画面サイズ | 11インチ 2560x1600(WQXGA)LTPS TFT、最大120Hz |
OS | Android 10 |
CPU・SoC | Snapdragon 865 Plus |
RAM(メモリー)・ROM(ストレージ) | 6GB + 128GB / 8GB + 256GB / 8GB + 512GB |
外部ストレージ | microSD(最大1TB) |
カメラ |
リア:13MP(メイン)+ 5MP(ウルトラワイド)+フラッシュ フロント:8MP |
スピーカー | クワッドスピーカーはAKG、ドルビーアトモスによるサウンド |
コネクタ | USB type C USB 3.2 Gen 1(DP出力) |
センサー | 加速度計、コンパス、ジャイロ、ライト、ホールセンサー |
Wi-Fi | Wi-Fi 6(802.11 A / B / G / N / AC / AX) |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 8,000mAh(45W超高速充電をサポート) |
生体認証 | 顔認証・サイドキー付き指紋認証 |
カラー | ミスティックブラック、ミスティックシルバー、ミスティックブロンズ |
開封・外観チェック
購入価格
本家のAmazon(アメリカ)での購入時の価格は「約530ドル(クーポン込・送料別)」と高コスパでした。
また容量については「8GB(メモリー)・256GB(ストレージ)版」を選択しています。
化粧箱
同梱物
次のような物が同梱されていました。
- Galaxy Tab S7・本体
- Sペン
- USB-Cケール部
- ACアダプター
- SIMピン
- クイックガイド
- 補助書類
本体・表面
画面サイズは「11インチ・解像度(WQXGA:2560*1600)」とフルHD以上の高解像度となっています。
本体・背面
画像左側の黒い箇所に付属の「Sペン」をセットして充電します。
本体・下面
本体の下面には「USB-C端子・マイク・スピーカー2つ」が搭載されています。
本体・右側面
本体の右側面には別売りのキーボードを着脱するための「専用コネクター」があります。
本体・上面
本体の上面には「リアカメラ(13+5MP)・スピーカー2つ」が搭載されています。
本体・左側面
本体の左側面には「電源ボタン・音量の大/小ボタン・microSDカードスロット」が搭載されています。
補足:カードスロットについて
カードスロットには「SIMピン」を使用して開けると「microSDカード(最大1TBまで)」を装着する事が出来ます。
※今回の購入品は「Wi-Fi版」のため「SIMカード」には非対応です。
本体・重量
本体の重量は「約563g(保護フィルム貼付)」という結果になっています。
電源ON・初期セットアップ
電源ON
電源ボタンを数秒長押しすると電源がONになり「SAMSUNG Galaxy Tab S7」と表示されます。
社外品:液晶保護フィルム・保護ケース
画像内の液晶保護フィルムや保護ケースについてはこちらの記事よりどうぞ。
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日本語選択可能
初期セットアップ開始時の言語選択画面では「日本語」の表示に対応しています。
初期セットアップ・終了直後
初期セットアップが終了した直後の画面状態です。
初期アプリ・一覧
初期アプリの一覧では「NETFLIX」や「Spotify」などを一部を除いては余計なアプリが無くて必要最小限となっているのが良いです。
ストレージ(ROM)の状態
今回の購入品は「8GB/256GB版」で「256GB中34.8GB使用」という状態でした。
※アカウントのログイン無しでの状態です。
基本的な使用感について
SD865+搭載であらゆる動作がサクサク
「S7」では「Snapdragon 865 Plus」搭載により普段のネットや動画視聴や重めのアプリや作業時でも動作がもたつくこと無く快適に利用出来ています。
またRAM(メモリー)が8GB搭載されているのも効果的だと思います。
顔認証・指紋認証の両対応
以前に記載した「S6 Lite」では「顔認証」のみの対応でしたが、「S7」では「顔認証(フロントカメラ内)・指紋認証(電源ボタン内)」の両方に対応しておりますので、昨今のコロナ禍の状態でも状況に応じて使い分け出来ます。
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ナビゲーションバー・変更可
初期状態で「ナビゲーションバー」が使用しにくい場合は次のように設定変更が可能です。
「設定(歯車マーク)アプリ」→「ディスプレイ」→「ナビゲーションバー」
- ナビゲーションタイプ:「ナビゲーションボタン」「ジェスチャーで操作」
- ボタンの順序:「戻る」の左右入替
リフレッシュレート・最大120Hz対応
「リフレッシュレート・最大120Hz」対応によって画面がヌルヌルと滑らかに動作するので付属の「Sペン」やFPSなどの場面が激しくなるゲームにおいても快適に利用出来ます。
「設定(歯車マーク)アプリ」→「ディスプレイ」→「動きの滑らかさ」
- 最適化:最大120Hz対応(自動適用)
- 標準:60Hzでの動作でバッテリー消費を抑える
YouTube
※画像内では「ウェザーニュース・チャンネル」を視聴しています。
ヨコ向き
タテ向き
WEBサイト閲覧
僕自身のHPを開いた状態で画像内の右下には「YouTube」が起動しており、これは「ピクチャーインピクチャー(PIP)」機能によるものです。
Sペン使用による文字書き・イラスト
この製品の魅力的な要素の一つに付属の「Sペン」による文字書きやイラスト作成です。
これがなかなかスラスラ書き込みが出来てさらに「リフレッシュレート・最大120Hz対応」によって割と良い品質と思える位の使い勝手だと感じています。
※僕自身のデザインやイラストセンスが無い事をご了承下さいw
画面オフメモに書き込み
画面がOFFのときでもSペンボタンを押して画面をアップすると、メモを開くことができます。
単体でのDeXモードが利用出来る
「S6 Lite」では利用出来なかった「DeXモード」がこの「S7」では利用出来るようになっており、クイックメニュー内の「DeX・アイコン」をタップする事で起動します。
※初回起動時には確認画面が表示されますので内容を確認後に「開始」をタップしましょう。
DeX・起動時
DeXを起動した状態でぱっと見WindowsのノートPCに似た画面レイアウトになっています。
DeX・終了させる場合
DeXを終了させたい場合は画面左下にあるやつをタップすると「DeXを終了」という項目がありますのでそれを選択します。
サブメニューの表示
サブメニューを利用したい場合は画面右下の時計表示付近をタップする事で表示されます。
アプリ起動
「Google」アプリを起動してネット閲覧している状態でウィンドウモードでの表示となっています。
ウィンドウ・画面分割
次の画像のように「WEB閲覧」と「動画視聴(YouTube)」といった画面を分割した状態で同時利用出来るのでマルチタスクにも有効です。
SPEEDTEST(Wi-Fi6環境内)
「Galaxy Tab S7」では「Wi-Fi 6」に対応しており「SPEEDTEST」にて計測した結果です。
Antutu・ベンチマーク
製品の性能テストでよく利用される「Antutu・ベンチマーク」での結果は「約60万点」となっており、これ程のスコアがあれば普段使いはもちろんの事、最新のゲームや重めのアプリなどにも屈せずに快適に利用出来るようになっています。
イマイチな点について
基本的に海外からの個人輸入での購入となる
現時点では日本国内で公式には販売されておらず入手したい場合は海外通販などの「個人輸入」での購入手段となります。
画面が有機ELではなく液晶である事
サムスンの製品ではお得意の「有機EL」が採用されるケースが多いですが、この機種では残念ながら「液晶ディスプレイ」となっている点です。
ただこの「Galaxy Tab S7」の液晶ディスプレイについては色合いが若干赤っぽいですが高解像度もあって割とキレイに表示されていますので、個人的には大きな短所にはならないと感じています。
最後に
2020年で販売されたAndroidタブレットの中でも最強といっても過言ではないサムスン製「Galaxy Tab S7(無印版)」の使用感についてのレビュー記事となりました。
- SD865+採用のフラッグシップ機である(2020年)
- RAM(メモリー)が最低でも「6GB」あるので余裕あり
- 画面サイズが「11インチ・解像度(WQXGA:2560*1600)」と大画面で高解像度
- 顔認証と指紋認証の両対応で昨今のコロナ禍でも使い分け可能
- Wi-Fi6対応で高速通信に対応
- 機器単体で「DeXモード」が利用出来でノートPCの使用感に近い
- 標準付属の「Sペン」でメモやイラストなどにも有効活用出来る
- Antutuベンチマークスコアが「約60万点」あるので最新のゲームや重めのアプリも快適
- 基本的に海外からの個人輸入での購入となる
- 画面が有機ELではなく液晶である事
「S6 Lite」と比較してあらゆる場面で快適に利用出来るAndroidタブレットで個人輸入での購入に抵抗がなければ是非お勧め出来る端末ですので、気になった方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか!
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この記事が少しでも参考になれば幸いです。
こんにちは。二度目のGalaxyタブレットを購入した「くにりきラウ(@lau1kuni)」です。