各社より製品に向かって話しかける事でニュースや天気予報などといった様々な命令可能な「スマートスピーカー」という製品があります。
Google製「Nest Hub」という液晶ディスプレイ搭載型(第一世代)の後継品で初代モデルの進化版といえる「Nest Hub 第二世代」を購入しました。
そこで今回は本製品をしばらく利用してみての状況のレビュー記事としてご紹介したいと思います。
総評は「初代モデル(第一世代)に睡眠モニタリング機能とジェスチャー操作が追加されたマイナーバージョンアップ版スマートスピーカー」と言えます。
【Nest Hub 2】睡眠モニター機能搭載で初代モデル進化版のGoogle製画面付スマスピ!
製品情報
本製品情報の詳細についてはこちらの記事よりどうぞ。
主な仕様・スペック
Google Nest Hub 第二世代 | |
サイズ |
高さ: 120.4 mm*幅: 177.4 mm*奥行き: 69.5 mm |
重量 | 約558g |
ディスプレイ | 7 インチ タッチスクリーン(1024 x 600) |
スピーカーとマイク |
スピーカー:フルレンジ スピーカー(43.5 mm ドライバ) マイク:高感度マイク x 3 マイクオフ スイッチ テクノロジー Google アシスタント搭載 Voice Match 技術 超音波センサー |
センサー |
Motion Sense 用の Soli センサー アンビエント EQ 光センサー 温度センサー |
ポート・電源 | DC 電源ジャック・15W 電源アダプター |
接続 |
802.11b/g/n/ac(2.4 GHz / 5 GHz)Wi-Fi Bluetooth® 5.0 802.15.4(2.4 GHz)スレッド - この機能はまだご利用になれません |
プロセッサー |
クアッドコア 64-bit 1.9 GHz ARM CPU 高性能 ML ハードウェア エンジン |
カラー | Chalk、Charcoal |
【Nest Hub 2】開封・外観チェック
化粧箱・表面
化粧箱・ウラ面
同梱物
次のような物が同梱されていました。
- Nest Hub 第二世代・本体(カラー:ブラック)
- 電源アダプター
- クイックスタートガイド
- 補助書類等
本体・正面
本体の正面上部にはマイクやセンサーが搭載されておりディスプレイは「7インチ」でカメラは非搭載となる点は先代モデルと同様です。
- 液晶ディスプレイ:7インチ
- 本体・上部:マイク穴・センサー類
【補足】保護フィルムについて
本製品の液晶ディスプレイを保護するための社外品のフィルム(PDA工房)を貼り付けておく事をオススメします。
本体・背面
本体の背面に関しても構造は先代モデルと同様となります。
- 上部:マイク・オン/オフ
- (写真から見た)左側:音量の大/小ボタン
- 下部:電源ジャック接続用(3.5*1.35)
先代モデルとの比較
基本的な構造や外観は先代モデルとほぼ同様ですが、ディスプレイ画面周りのベゼル(白いやつ)は本製品では若干ですがスリム化されています。
【補足】使用電源アダプターについて
本製品に付属のACアダプターではなくこちらの記事にある「USBケーブルによる給電」での動作確認済です。
【Nest Hub 2】初期セットアップについて
電源ON
電源ケーブルを接続すると自動的に電源がONになります。
Google Home アプリでのセットアップ
画面上に表示されているように「Google Home」アプリを導入してセットアップを進めていきましょう。
睡眠モニタリング機能
本製品の目玉機能の「睡眠モニタリング機能」の設定画面となります。
【補足】使用スマホ本体について
この記事での使用スマホ端末は「iPhone SE 第二世代(2020年版)」となります。
初期セットアップ終了
次の画像が初期セットアップ終了直後のHOME画面となりますのでお疲れ様でした。
【Nest Hub 2】基本的な使用感について
操作方法
基本的には本製品に向かってウェイクワードの後に話しかけます。
- オッケー グーグル、○○して
- ねぇ グーグル、○○して
はい
基本操作や使用感は先代モデルと同様
基本操作や使用感は先代モデルと同様なのでこちらの記事を参考にどうぞ。
- ニュースや天気情報
- YouTubeやNetFlixなどの動画再生(下記画像例)
- 待受画面にGoogleフォトの写真表示
- スマートリモコン(別売)による家電製品の操作
など
ジェスチャー操作(新機能)
本製品の上部に手を近づけてのジェスチャーによって次のような操作が可能なため、「ハンドパワーです」といったような某マジシャンの気分が味わえますw
ちなみにこの機能については先代モデルには無くて本製品(第二世代)に追加された新機能となります。
- 音楽再生の一時停止や再開(GIF動画)
- アラームやタイマーの停止
【Nest Hub 2】睡眠モニタリング機能について(目玉機能)
本体の設置場所
本製品の目玉機能である「睡眠モニタリング機能」ですが、利用する際にはあなたが普段寝ている場所の数十センチ(約30~60cm)くらい離れた場所に設置する必要があります。
本体やアプリの設定
本体やアプリの設定については次の通りです。
- 本体のディスプレイより下から上へスワイプ操作する
- 「設定(歯車マーク)」をタップする
- Motion Senseが「オン」である事を確認する
- 「睡眠モニター」アイコンをタップsるう
- 詳細設定する
- アプリ起動後に本製品デバイスをタップする
- 「設定(歯車マーク)」をタップする
- 画面内の「睡眠モニター」をタップする
- 詳細設定する
睡眠測定結果
次の画像は実際に私のとある日(2パターン)の睡眠状態ですが、実際に睡眠中の時間だけでなく寝床にいた時間までかなり正確に測定出来ていましたので驚きました。
※画像のアプリは「Google Fit」となります。
理想の睡眠時間は「最低6時間」で「理想は7~8時間」が最適と言われています。
詳細メッセージあり
- 眠っていた時間
- 寝床にいた時間
- 睡眠効率(%)
- 睡眠時間
- 起床時間
- 眠りにつくまでの時間
- 寝床から出た時間
- 睡眠を妨げる要因
- 呼吸数(RPM)
【Nest Hub 2】イマイチな点について
音質は先代モデルとあまり変化なしでモノラル音声
公式サイトでは先代モデルより「約1.5倍」低音が補強されたと記載されていますが、実際には両モデルを比較した際にあまり変化が無いように感じています。
なので音質を求める場合には同社の上位版である「Nest Hub Max」を購入する事をオススメします。
WEBカメラが非搭載である点
先代モデルと同様ですがWEBカメラが非搭載であるため、これに関しても希望の方は「Nest Hub Max」またはAmazon製「Echo Show」を選択しましょう。
【補足】Amazon製「Echo Show」本体について
Amazon製ディスプレイ搭載スマートスピーカー「Echo Show」本体に関する記事がありますので参考にどうぞ。
ジェスチャーと睡眠測定が不要な場合は先代モデルがお買得
本製品の目玉機能である「ジェスチャー操作」や「睡眠測定機能」が不能な場合は、先代モデルがフリマサイトなどで割安で販売されていますのでお買得だと言えます。
最後に
Google製ディスプレイ搭載スマートスピーカー「Nest Hub 第二世代」の使用感についてのレビュー記事でした。
- 7インチの液晶ディスプレイ搭載
- スピーカーは1つでモノラル音声ある
- 本体の底面はゴム足であり滑り止めの効果がある
- 別売の「液晶ディスプレイ保護フィルム」の貼付けを推奨
- 基本的な使用感は先代モデル(第一世代)とほぼ同様である
- ジェスチャー操作対応(新機能)
- 睡眠測定機能がかなり正確(新機能・目玉機能)
- 音質は先代モデルとあまり変化なしでモノラル音声
- WEBカメラが非搭載である点
- ジェスチャーと睡眠測定が不要な場合は先代モデルがお買得
- ディスプレイ搭載スマートスピーカーが欲しい方
- WEBカメラが不要な方
- 音質面をあまり重視しない方
- YouTubeなどの動画視聴を楽しみたい方
- ジェスチャー操作や睡眠測定機能に魅力を感じる方
など
今回ご紹介した内容より本製品について興味を持たれた方は詳細を確認や購入を検討してみてはいかがでしょうか!
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
こんにちは。Google製スマートスピーカーを利用中の「くにりきラウ(@lau1kuni)」です。