
Amazon製スマートスピーカー「Echo・シリーズ」は通常は主にACアダプターを使用しますが、そうするとその分台数が増えてくるとコンセントの数も同時に増加していきます。
そこで少しでも配線をスッキリさせるためにUSBで接続・給電出来るケーブルを海外通販サイト「AliExpress(アリエクスプレス)」で購入したのでご紹介します。
結論から申し上げますと「給電・動作OK」という事になります。
この使用方法ではメーカー保証対象外となる可能性がある事をご了承下さい。
この記事の目次
【15W品対象】Amazon Echoを12V変換USBケーブル給電での運用結果!
製品紹介・開封前のパッケージ
簡易パッケージで「USB・5V→12Vに変換するUSBケーブル」となります。

開封・外観
USB端子部(12V対応)と「5.5*2.1」サイズのプラグがあり、ケーブルの長さは約100cmあります。

ただこの場合では今回接続する「Echo Show 5」と「Echo dot 第三世代(時計付・なし両方)」の差込プラグに合わないので、下記の変換アダプターが必要となります。

主な仕様
- 入力電圧: DC 5V
- 出力電圧: DC 12V
- 最大入力電流: 2A
- 最大出力電流: 750mA
- ケーブル長: 約100cm
製品紹介・接続変換アダプター
外観:5.5*2.1 → 4.0*1.7 変換アダプター
こちらが上記のUSB先端プラグ「5.5*2.1」を「4.0*1.7」に変換するアダプターとなります。

取付する
下の画像が取付後の状態で事前準備が出来ました。


補足
上記のプラグでの運用自体は出来ますが、変換アダプターの分出っ張った状態になります。
探してみるとL字型の変換アダプターがありましたので、そちらを利用したほうがスッキリ・スリムになって良いと思います。

追記:L字型のプラグもあるよ
L字型のプラグも購入してみました。

このL字型のほうが配線がスリムになってAmazon Echoには適しているかと思います。

変換プラグ不要のアダプターを購入結果!【2020年6月13日追記】
海外通販サイト「AliExpress」にて「12V・USB」でプラグの先端が「4.0*1.7」の製品を見かけたので購入して取付した結果、特に問題無く動作確認が取れました。
なのでプラグの先端が「L字型」を使用する予定の無い方は上記の変換プラグが不要になったという事になりますね。

【検証】対応Amazon Echo本体への接続後の給電結果!
純正ACアダプター「15W」のEchoに対応
純正ACアダプターが「15W」のEchoデバイスで動作確認済です。
現在使用中の電源用アダプターは「"5V*2.4A"対応のUSB充電器」です。

Echo Show 5 の場合
こちらは「Echo Show 5」の背面で左側が電源アダプターとなり、これを純正ACアダプターと入替えます。
この状態で電源が落ちる事無く動作しています。
ただ「Echo Show 5」本体を動かすとその拍子でアダプターが抜ける場合がありますので、下記のL字型のプラグの方をお勧めします。


追記:L字型の場合
L字型のプラグに変更してみるとこちらの方が配線の出っ張りが無くなってスッキリさせる事が出来ましたので参考にして下さい。
他にも本体を多少動かしてもアダプターが上記の真っすぐのタイプより抜けにくくなっているように感じます。
よって個人的にはこのL字型での接続をお勧めします。

Echo Dot 第三世代の場合
こちらは「Echo Dot 第三世代」の場合で左側が電源アダプターとなり、これを純正ACアダプターと入替えます。
この状態で運用していますが電源が落ちる事無く動作しています。

追記:L字型プラグの場合
L字型のプラグに変更してみると配線の後ろの出っ張りが無くなり、コートが引っ張られた感じが無くなってスッキリさせる事が出来ました。
このケースの場合でもL字型のプラグでの接続をお勧めします。
※画像は「Echo Dot 第三世代 with Clock」となります。


補足:「Echo Dot 第三世代専用スタンド」について
上記画像のスタンドについてはこちらの記事よりどうぞ。
Echo Spot の場合
「Echo Spot」の場合ですが諸事情により手放していますので現在は手元にありませんが、恐らくこの純正ACアダプターが「15W」でしたので問題無く動作すると思われます。

Echo dot 第四世代の場合【2021年1月9日追記】
「Echo dot 第四世代」での給電や動作確認済です。



注意点について【追記】
大きめの音量で対応Echoを使用し続けると電源が落ちる場合がある事
【改善済】不具合と思われる動作について:2019年12月追記
USBケーブル給電・運用にて気になる不具合と思われる動作がありましたので記載しておきます。
Echo dot 第三世代・タイマーやアラームの設定後
例えば「アレクサ、タイマーを3分セットして(カップ麺に最適)」や「アレクサ、明日の朝7時に起こして(アラーム)」とセットしたとします。
その後に目的の時間になりアラーム音が鳴って「アレクサ、止めて」と発言した際に不具合が起こる場合があります。
その現象とは次のような症状が発生して、これが充電アダプターが悪いのか他の要因なのかは原因不明となっています。
爆音で"ボツッ"とノイズ音が鳴ったり端末が強制的に再起動する場合がある点
上記の不具合を踏まえてタイマーやアラームを多用する予定の方は、付属のACアダプターを使用しての運用が良いでしょう。
また何か気づいた点があれば記載したいと思います。
※下記に追記あり
Echo Show 5で検証した結果
上記と同じ条件で「Echo show 5」の場合に何度か試したところ、特に不具合は発生しませんでした。

【朗報】アップデートで「Echo Dot 第三世代」の不具合が改善された:2020年2月1日追記
Amazon Echo本体やアプリのアップデートなどで次の不具合が改善されました。
「Echo Dot 第三世代」でタイマーやアラームが鳴ってその動作を止めた時に爆音や強制的に再起動されてしまう点
バージョン情報について
デバイスのソフトウェアバージョンは次の場所に記載されています。
「Alexaアプリ」起動・TOP画面より画面右下の「デバイス」→「Echo・Alexa」→「Echo Dot 第三世代(対象のやつ)」→「デバイスの設定:その他」に「デバイスのソフトウェアバージョン」
その数値が「3389731716」以降であれば大丈夫なはずです。

Echo Dot 第三世代・アップデートについて
「Echo Dot 第三世代」が最新版かどうか確認するには「アレクサ、アップデートして」と発言します。
もしアップデートがある場合はアレクサが「これからアップデートを始めるので約30分間は使用出来なくなる」という旨の返答があります。
問題無ければ「はい」と返答すると本体のアップデートが開始されますのでしばらく待ちましょう。
アップデート・終了後について
アップデートが終了すると本体の上部が黄色で点滅していますので「アレクサ、通知を教えて」と発言すると、アレクサが「アップデートが終了した」という返答があり完了となります。
【関連記事】各商品について
Google Nest シリーズ
Google製スマートスピーカー「Nest Mini/Hub」についてはこちらの記事よりどうぞ。
【追記】Amazon Fire TV Cubeの場合
動画視聴マルチメディア機器の「Fire TV Cube」で検証したところ、特に問題無く使用出来ています。


2020年6月13日追記
「Fire TV Cube」の場合でも画像のプラグ先端が「4.0*1.7」の製品を取付ての動作確認済です。

最後に
スマートスピーカー「Amazon Echo」対象品を12V対応USBケーブルで給電・運用するといった内容の記事でした。
- 「12V対応」USBケーブルを使用する
- ここで紹介したUSBケーブル商品はプラグが「5.5*2.1」
- 「Echo Show 5」「Echo Dot 第三世代・第四世代(追記)」「Echo Spot」のプラグは「4.0*1.7」なので変換アダプターを使用している
- 変換アダプターはL字型のほうがスッキリ・スリム化する
- 「5V*2.4A」対応USB充電アダプターを使用しての運用OK
- 追記:「Fire TV Cube」での動作OK
- 追記:先端プラグ「4.0*1.7」の直線版を使用・運用確認済
「Echo dot 第三世代」で一定の条件下で不具合が発生する可能性がある→追記:本体やアプリのアップデートにより改善された!
大きめの音量で対応Echoを使用し続けると電源が落ちる場合がある事
ACアダプターが「15W」の「Amazon Echo・Alexa」のコンセント周りや配線をスッキリ・数を減らしたい方や車載での利用を検討の方は一度試してみてはいかがでしょうか!
この使用方法ではメーカー保証対象外となる可能性がある事をご了承下さい。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
補足
安価で商品の到着まで時間が掛かっても良い方はAliExpressなどの海外サイトで、お急ぎの方はAmazonなどの日本国内のサイトで購入された方が良いでしょう。
こんにちは。ガジェットが増えて配線が増えていく「くにりきラウ(@lau1kuni)」です。