こんにちは。安価なAndroidタブレット端末を探していた「くにりきラウ(@lau1kuni)」です。
最近ではAndroid搭載タブレットは日本国内では種類が少ない状況ですが、海外通販サイトには聞いた事が無いような名前を含む多数のメーカーより販売されています。
ライト利用向けの安価な端末を探していたところ、 Alldocube製「M5XS」という中華製のタブレット を発見しました。
ちなみに購入した場所は「Banggood(バングッド)」という中国系のガジェット系製品サイトとなります。
そこで今回は本端末を実際にしばらく使用してみてからのレビュー記事としてご紹介したいと思います。
Alldocube製「M5XS」という中華製のタブレットの使い心地が知りたいです。
【Alldocube M5XS】ライト用途には最適だが一部不具合がある10.1インチAndroid8搭載タブレット!
主な仕様・スペック
※公式HPより引用しています。
主な仕様・スペック
Alldocube M5XS | |
OS | Android 8 Oreo |
CPU |
Helio X27
Deca-core(A72×2@2.6GHz,A53×4@2.0GHz,A53×4@1.6GHz)
|
RAM(メモリー) | 3GB |
ROM(ストレージ) | 32GB |
microSD | あり:128GBまで |
画面サイズ | 10.1inch IPS 1920*1200 |
カメラ |
フロント:2M_リア:5M |
対応バンド |
Dual SIM 4G LTE
GSM:850/900/1800/1900MHZ;
CDMA1X:BC0; WCDMA:B1/2/5/8; EVD0:BC0; TD-SDMA:B34/39; FDD-LTE:B1/2/3/5/8; TDD-LTE:B38 39 40 41 |
Bluetooth |
4.2 |
Wi-Fi |
802.11a/b/g/n (2.4GHz+5GHz) |
GPS |
GPS/Glonass/BeiDou |
製品サイズ・重量 |
Height: 277mm
Width: 161mm
Thickness: 8.8mm
Weight: 476g
|
対応バンド(4G LTE)について
ドコモ回線
BAND1・3には対応していますが、ドコモのBAND19のプラチナバンドには対応していません。
地価や山奥といった場所では電波が不安定になる可能性があります。
ソフトバンク回線
BAND1・3には対応してなお、BAND8のプラチナバンドに対応しています。
au回線
BAND1に対応していますが、au回線での利用は複雑なのであまりお勧めしません。
技適について
技適に関しては自己責任でお願いします。
技適とは・・・
技適マークとは、技術基準適合証明と技術基準適合認定のいずれかあるいは両者の認証がなされていることを表示するマークで、総務省令に定められたものである。
Wikipediaより引用
【海外通販サイト】Banggood(バングッド)とはどんな店舗?
Bangoodについて
「Banggood(バングッド)」は日本でいう所の「楽天市場」や「Yahoo ショッピング」といったお買い物サイトの中国版と言えます。
同サイトでは日本国内では入手しづらい激安スマホやタブレットなどのガジェットや、その他にも様々な商品が購入出来たりしますよ。
注文から到着までの日数
注文から到着までは一週間位で荷物が届きました。
日本国内からは佐川急便での配送となりまして、荷物の発送から追跡番号がありました。
しかし荷物到着の前日あたりまでは何故か反映されなくて、左記の番号を閲覧する事が出来ませんでした。
注文から到着まで
- 2019年6月2日未明:注文(日本時間)
- 同日昼過ぎ:出荷
- 経由地:中国→日本
- 6月8日昼過ぎ:到着
【Alldocube M5XS】開封・外観チェック
梱包状態
製品が到着した時は写真の様なビニール袋で、その中でプチプチで梱包されていました。
外箱・表面
表面は全体的に黒い箱です。
外箱・ウラ面
裏面も黒で下に製品ラベルがあります。
外箱・側面
側面にはバーコードと型番が書いてあります。
同梱物
次のような物が同梱されていました。
同梱物
- Alldocube M5XS・タブレット本体
- ユーザーガイド
- USBケーブル
- 充電アダプター
【補足】日本用コンセント・USプラグ
製品に入っていた充電アダプターはそのままではコンセントに差せません。
「Banggood」では日本国内でも使用出来る様に、コンセントの変換アダプターも一緒に同梱してくれていました。
本体・表面
本体表面にはペリペリが貼られていたので気持ちよく剥がしましたw
すると写真では分かりづらいのですが保護シートが貼られており、上部の中央にはフロントカメラ(自撮り用)があります。
本体・ウラ面
裏面はメーカーロゴと上部にリアカメラとカードスロットがあります。
カードスロットについて
裏面上部のカバーを外す際に手で直接外そうとしたら固かったので、手持ちの精密マイナスドライバーを使ったらうまく外せました。
すると「SIMカード・2枚同時差し」と「microSDカード」が差せるようになっています。
製品・上面
上面にはイヤホンジャックがあり、その隣には「microUSB」がありここに接続して充電出来ます。
正面・下面
下面にはスピーカーが2つあります。
正面・左側
左側には特に何もありません。
正面・右側
右側には音量の上下ボタンと電源ボタンがあります。
本体・重量
スペック上では「476g」となっていますが、実際に計測すると「575g」といった差がありました。
【補足】別売の保護ケースについて
このタブレット本体と一緒に保護ケースを購入した結果はサイズがぴったりですが、フタはマグネット式ではありませんでした。
なのでフタの開け閉めでスリープ状態・解除にならないのが残念でした。
【Alldocube M5XS】初期セットアップについて
電源ON
まずは電源ボタン長押しで「ON」にすると、ALLDOCUBEのロゴが表示されて電源が入りました。
日本語選択可能
電源を入れてからしばらくすると初期設定(ようこそ)画面になります。
言語に一覧に日本語があり選択出来ました。
トップ画面
初期設定が終わるとトップ画面が表示されます。
【Alldocube M5XS】基本的な使用感について
初期アプリ
初期アプリはほとんど素のAndroidのアプリで、Google系のアプリとその他少々といった感じで無駄なアプリが無い印象です。
ストレージの状態
初期状態のストレージ(ROM)の利用容量は「約6GB」でした。
購入時のバージョン
購入時のバージョンは「Android 8」で、セキュリティーパッチは「2018年2月5日」となっていました。
Wi-Fiを利用してアップデートを試みてみましたが、「お使いのシステムは最新です」となって更新はされませんでした。
セキュリティーパッチだけでも更新されると良いと思いました。
【2019年12月追記】OSやセキュリティパッチの更新なし
システムの更新を試みてみましたが上記の月日から変更がないので、アップデートには期待しないほうが良いでしょう。
Google Play
初期状態で「Google Play」が入っており、日本語での利用も問題無く可能な状態でした。
詳細情報
購入時の詳細情報は写真の様になります。
文字入力
初期状態で日本語入力を試しましたが、出来ないようだったので「Google 日本語入力」をインストールすると日本語での入力が可能となりました。
YouTube視聴
YouTubeの視聴は問題無く出来ましたし「画面サイズ・10インチ」なので大きめで視聴しやすいのが良いですね。
AbemaTV
「AbemaTV」に関しましても視聴する事が出来ました。
ニュース記事一覧
ホーム画面上で左にスワイプすると、ニュース記事一覧が表示されます。
【Alldocube M5XS】各種ベンチマーク
Antutu・ベンチマーク
Antutuベンチマークをやってみた結果は「約11万点弱の」スコアとなりました。
ネット等の軽作業やパズドラ・モンストといった様な軽めのゲームなら普通に遊べます。
スピードテスト(Wi-Fi)
自宅のWi-Fiを利用してスピードテストを行いましたので参考にして下さい。
eo光の1ギガコースで測定しています。
【補足】SIMカードについて
SIMカードは2枚差せるようになっており同時待受けが可能となっています。
対応バンド「Band 8」での「ソフトバンク回線・プラチナバンドに対応」しているので使用出来ると思われます。(未検証)
【Alldocube M5XS】カメラについて
この端末で撮影した写真を掲載しておきますが、画質はオマケ程度といった印象があります。
【Alldocube M5XS】イマイチな点や不具合と思われる点
OS・セキュリティパッチのアップデート無
前述しましたが購入後から2019年12月中旬現在、更新を試してもアップデートがある気配がありません。
カメラ画質
先程掲載した上記のカメラ画質がオマケ程度といった点です。
セーフモードになるので端末を再起動で対策
端末がスリープ状態から解除された際にたまにですが「セーフモード」になっている場合があります。
端末の再起動での対策
この状態になると一部のアプリがグレーアウトされてタップ出来ない状態となります。
解決策は端末を再起動すれば元通りになって使用可能となります。
最後に
中華系メーカーである「Alldocube M5XS」という型番のタブレットに関するレビュー記事でした。
まとめ
特徴・使用感
- 1万円台前半・10インチ・普通に使えるAndroidタブレット
- Google Playストアがあり日本語入力アプリの導入で日本語が使用出来る
- ネットサーフィンや動画視聴が大きくて見やすい
- Wi-Fiは2.4GHzと5GHzの両方に対応している
- SIMカードを差して外出先でも利用出来る
イマイチな点・不具合
- OS・セキュリティパッチの更新が絶望的
- カメラの画質がイマイチに感じる
- スリープ状態から復帰時に「セーフモード」になっている場合がある→再起動で解決
主に自宅で使用してお子様やご年配の方に手渡して、使用出来そうな入門用としても良さそうに感じます。
なので10インチサイズのAndroidタブレットが興味を持たれた方は、詳細の確認や購入を検討してみましょう。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。