こんにちは。Androidスマホを使用中の「くにりきラウ(@lau1kuni)」です。
近年販売されているスマホ端末は画面サイズが大きくなる傾向があり、そのためどうしても本体のサイズや重量が増加するため小型サイズが貴重になりつつありますね。
そんな中で主にIT関連の商品を取扱っている「プラザスタイル(+Style)」という企業があります。
同社より2021年秋に「Mode 1 Grip」という名称で横幅が「約56mm」というコンパクトで縦長サイズのAndroidスマホ端末が販売中です。
そこで実際に私自身が本端末を実際に購入してからしばらく使用してみての、レビュー記事としてお届けしたいと思います。
「Mode 1 Grip」コンパクトサイズが売りのAndroidスマホ端末の使い心地はどんな感じですか?
【Mode1Grip】縦型コンパクトサイズ感だが少々癖のあるオリジナルAndroidスマホ端末が2.2万円!
※画像や仕様は公式HPより引用しています。
【デザイン】幅約56mmで5.0インチのコンパクトAndroidスマホ
本製品は手が小さい方に持ちやすくて軽量なコンパクトサイズでシンプルなデザインを採用した、Android11搭載スマホ端末となっています。
デザイン面
- サイズ:約56×138×10(mm)
- 重量:約140g
- 画面:約5.0インチ液晶
【デュアルSIM対応】4G回線対応のDSDV搭載
2回線共に「4G(フォージー)」対応の「DSDV(デュアルSIM・デュアルVoLTE)」仕様によって、利用目的に応じて各回線への切替が可能となっています。
「microSD(最大256GBまで)」使用時は排他利用となります。
デュアルSIM対応
- nanoSIM*1のみ
- nanoSIM*1・nanoSIM*1
- nanoSIM*1・microSD*1
【シネマスコープ】迫力のある映像を提供
シネマスコープ比率を採用しているため映画の様な迫力ある映像を提供しています。
シネマスコープ
- モニターサイズ:約5.0インチ・TFT液晶
- HDモニタ比率:2.35:1
- 画面色:約1670万色
【生体認証】側面指紋認証でのセキュリティ対策
生体認証には本体右側面にある「指紋認証」で最大5つまで登録可能なため、セキュリティ対策に貢献しています。
「顔認証」には”非対応”となります。
【カメラ】48MP+8MPのデュアルメインカメラ搭載
気軽に撮影可能なメインカメラ部には「最大48メガピクセル(MP)」搭載のデュアルカメラを採用しています。
カメラ
- メインカメラ:約48MP+8MPのデュアル仕様
- フロントカメラ:約25MP
【別売品】最大5WのQiワイヤレス充電対応
エントリークラス向けでは珍しい「Qi(チー)」による「最大5W」のワイヤレス充電に対応しています。
【別売品】純正品や他社製品にも対応しています。(後述)
【YouTube】公式PR動画
YouTube
主な仕様・スペック
主な仕様・スペック
各項目 | 詳細内容 |
---|---|
サイズ | 約56×138×10 (mm) |
重量 | 約140g |
ディスプレイ | 約5インチ TFT液晶(解像度:HD+・1440×576) |
メイン/フロント カメラ | 約4800万画素+800万画素/2500万画素 |
防水防塵 | IP65 |
外部メモリー | microSDカード(SDHC/SDXC対応、最大256GB)、TFカード |
NFC | A/B(FeliCa非対応) |
CPU(SoC) | MediaTek Helio P70 4コア(2.1GHz)+4コア(2.0GHz) |
RAM(メモリー) | 4GB |
ROM(ストレージ) | 64GB |
バッテリー容量 | 2,620mAh(取り外し不可) |
Qi充電 | 5Wまで |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4/5GHz) |
Bluetooth | V4.2 Low Energy |
SIMサイズ | nanoSIM×2 |
OS | Android 11 |
インタフェース | USB Type-C、3.5mm ステレオミニジャック、赤外線 |
センサー | 加速度センサー/光センサー/指紋センサー/近接センサー/磁気センサー |
同梱物 | USB Type-Cケーブル、nanoSIM変換アダプター、SIM取り出しピン、 取扱説明書、クイックガイド、保証書 |
対応バンド (4大キャリア対応) | ・4G(TDD-LTE):Band 41 ・4G(FDD-LTE):Band 1/3/8/19/26/28 ・3G(W-CDMA):Band 1/6.19/8 ・2G(GSM):850/900/1800/1900MHz帯 |
販売情報
販売情報
- 発売日:2021年10月10日
- 価格:20,000円(税込22,000円)
【Mode 1 Grip】開封・外観チェック
購入価格
本製品の購入時の価格は「10,500円(税込)」で定価の約半額で入手出来ました。
化粧箱(表面・背面)
同梱物
次の様な物が同梱されていました。
同梱物
- Mode 1 Grip 本体
- 専用保護ケース(プラスチック)
- USB Type-C ケーブル
- nanoSIM 変換アダプター
- SIM取り出しピン
- Mode 1 ロゴシール
- 取扱説明書
- クイックガイド
- 保証書
本体・表面
本体は手のサイズが小さめの方にも持ちやすいコンパクトながら、画面サイズは「約5.0インチ」を搭載した縦長サイズを採用しています。
本体・表面
- 本体サイズ:約56×138×10 (mm)
- 画面サイズ:約5.0インチ(HD+・1440×576)
本体・背面
本体の背面の左上には「デュアルカメラ(48+8MP)」が搭載されており、下側には「ロゴマーク」が記載されています。
本体カラーは「スタイリッシュホワイト」となります。
本体・上側面
本体の上側面には「赤外線通信」が搭載されています。
本体・下側面
本体の下側面には次の様な物がそれぞれ配置されています。
本体・下側面
- ストラップ・通し穴
- スピーカー
- USB-C端子
- マイク
本体・右側面
本体の右側面には「指紋認証(専用)」と「音量ボタン」が配置されています。
本体・左側面
本体の左側面には「SIM/microSDカードスロット」と「電源ボタン」が搭載されています。
本体・重量
本体の重量は「139g(公称値:140g)」で最近の大型スマホと比較すると、かなり軽量な部類です。
保護ケース着用時(付属品)
【Mode 1 Grip】初期設定・状態について
【電源投入時】ロゴマークの表示
本体の電源ボタンを長押し操作すると電源が”ON”になり、メーカーロゴマークが表示されます。
【ようこそ画面】セットアップを開始する
次に「ようこそ画面」が表示されますので「言語選択(日本語)」よりセットアップを開始しましょう。
【セットアップ終了時】HOME画面表示
初期セットアップが終了しますと「HOME画面」が表示されて、壁紙は本製品オリジナルとなっています。
【Mode 1 Grip】基本的な使用感について
【初期アプリ】必要最低限で後からお好みのアプリを導入出来る
初期状態でのアプリはGoole関係の必要最低限のでキャリア端末の様に余分な物がないため、後からあなた自身でお好みのアプリを導入出来る点が良いですね。
【Discover】HOME画面からのスワイプ操作で関心記事の表示
Android端末の特徴の1つの「HOME画面」からの左から右へのスワイプ操作で、あなたの関心がある記事などが表示される機能が利用出来ます。
【WEBサイト・SNSなど】縦長画面なので閲覧しやすい
縦長画面を採用しているためWEBサイトの閲覧やTwiterなどのSNSの閲覧がしやすくなっています。
【動画視聴】全画面モードでは左右の余白が気になる
動画視聴において全画面モードでの利用時は左右の余白(黒帯)が画面比率のためか、人によっては気になるかもしれません。
下記の画像は「YouTube(全画面モード)」となります。
【システムナビゲーション】2種類より選択可能
「システムナビゲーション」では従来の「3ボタン(戻る・HOME・アプリ)」だけでなく、「ジェスチャーナビゲーション」を含む2種類より選択可能です。
システムナビゲーション
- ジェスチャー
- 3ボタン
【ネットワーク】4G回線&Wi-Fi5対応
ネットワークはモバイル回線は「4G(フォージー)」対応で、「Wi-Fi 5」がそれぞれ利用出来ます。
次世代通信規格の「5G(ファイブジー)」には”非対応”となります。
【補足】ロケットモバイル(ロケモバ)@神プランは常時200Kpbs通信SIM回線
格安SIM回線「ロケットモバイル(ロケモバ)」の「神プラン(上記画像右側)」とは、通信速度が「常時最大200Kpbs」の代わりに安価な料金で利用出来るサービスとなっています。
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【音楽配信サービス】音楽プレイヤー用途にも最適
本体サイズがコンパクトで軽量のため「iPod」や「ウォークマン」などの音楽プレイヤー用途としても最適です。
前述の「ロケットモバイル@神プラン」との併用で音楽配信サービスとの相性バッチリです。
【Qi対応】ワイヤレス充電可能(最大5W)が便利
エントリークラス向けのスマホ端末では珍しい「Qi(チー)」によるワイヤレス充電(最大5W)が可能なので便利です。
【AnTuTu】約14万点強でエントリークラス向けの性能
ベンチマークアプリの「AnTuTu」の結果や「約14.3万点」でエントリークラス向けの性能程という結果でした。
「AuTuTu V9.3.4」での計測結果となります。
【カメラ】値段相当で気軽な撮影用途向け
室内
室内での撮影結果は全体的に白っぽくなっており、値段相当と言えるのではないでしょうか。
屋外
屋外での撮影時は若干白っぽい感じがします。
【Mode 1 Grip】イマイチな点について
【文字入力時】横幅が短いためアルファベット入力がしにくい点
コンパクトなサイズ感ゆえに横幅が短いため「アルファベット(QWERT)入力」が手の大きめの方には、多少やりにくいかと感じています。
【Qi充電】充電範囲が狭いのか設置場所がかなりシビアである点
前述した様にエントリー製品としては珍しく「Qi(チー)」によるワイヤレス充電が可能です。
しかし本製品の設置がわずかでもずれると充電されなくなるため、かなりシビアな精度となっている点がイマイチです。
また付属の保護ケース着用時には反応が無いため、充電時は裸での設置・充電をオススメします。
【補足】画像のQi充電器について
上記画像の「Qi充電器」は「ESR製・ワイヤレススタンド充電器」となります。
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【ゲームアプリ】最新のゲームプレイには不向きな点
エントリークラス向けの性能のため最新のゲームプレイには不向きですので、そのような方は他の製品を検討しましょう。
【高負荷時】本体背面の発熱が気になる点
端末使用時にある程度の負荷がかかると本体の背面の発熱が伝わってくるため、長時間の利用時には気になるところです。
【サードパーティー】別売のアクセサリー商品が非常に少ない点
本製品自体がマイナーのためか別売のアクセサリー類がほとんど無いため、選択肢が限られるのが残念な点だと言えます。
最後に
プラススタイル(+Style)製「Mode 1 Grip」という製品名で横幅が短く縦長のコンパクトサイズなAndroidスマホ端末に関するレビュー記事でした。
まとめ
製品情報
- 【デザイン】幅約56mmで5.0インチのコンパクトAndroidスマホ
- 【デュアルSIM対応】4G回線対応のDSDV搭載
- 【シネマスコープ】迫力のある映像を提供
- 【生体認証】側面指紋認証でのセキュリティ対策
- 【カメラ】48MP+8MPのデュアルメインカメラ搭載
- 【別売品】最大5WのQiワイヤレス充電対応
使用感
- 【初期アプリ】必要最低限で後からお好みのアプリを導入出来る
- 【Discover】HOME画面からのスワイプ操作で関心記事の表示
- 【WEBサイト・SNSなど】縦長画面なので閲覧しやすい
- 【動画視聴】全画面モードでは左右の余白が気になる
- 【システムナビゲーション】2種類より選択可能
- 【ネットワーク】4G回線&Wi-Fi5対応
- 【音楽配信サービス】音楽プレイヤー用途にも最適
- 【Qi対応】ワイヤレス充電可能(最大5W)が便利
- 【AnTuTu】約14万点強でエントリークラス向けの性能
- 【カメラ】値段相当で気軽な撮影用途向け
イマイチな点
- 【文字入力時】横幅が短いためアルファベット入力がしにくい点
- 【Qi充電】充電範囲が狭いのか設置場所がかなりシビアである点
- 【ゲームアプリ】最新のゲームプレイには不向きな点
- 【高負荷時】本体背面の発熱が気になる点
- 【サードパーティー】別売のアクセサリー商品が非常に少ない点
こんな方にオススメ
- 安価でコンパクトサイズのAndroidスマホ端末をお探しの方
- デュアルSIMでの運用をお考えの方
- サブ端末として所有したい方
- 音楽プレイヤーとして利用をお考えの方
- ある程度性能面を割り切って許容できる方
- 周囲の人とは一味違うスマホを使いたい方
など
安価で何よりコンパクトサイズながらQi充電が可能な、一風変わった少々癖のあるオリジナルのAndroidスマホ端末となっています。
今回ご紹介した内容より興味を持たれた方は、詳細の確認や本製品の購入を検討してみてはいかがでしょうか!
この記事が少しでも参考になれば幸いです。