こんにちは。Yamaha製サウンドバーを購入してみた「くにりきラウ(@lau1kuni)」です。
昨今では液晶や有機ELなどを採用した薄型テレビやモニターが普及しており、テレビ番組やゲームプレイなどで利用されているかと思います。
ただその構造上の宿命で音質面がイマイチで、音が聴きにくい・もっと良い音で楽しみたい方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな中で日本国内音響メーカーの「YAMAHA(ヤマハ)」社より、実売で1万円だいで購入可能な小型サウンドバー製品「SR-C20A」という型番で好評販売中です。
今回はこちらの製品を私自身が実際に購入後からしばらく使用してみてのレビュー記事としてお届けしたいと思います。
小型サウンドバー製品「YAMAHA SR-C20A」の使用感などについて詳しく知りたいです。
一部の画像・仕様は公式サイトより引用しています。
【YAMAHA SR-C20A】開封・外観チェック
【化粧箱】配送時は画像の状態で到着
本製品のカラーは3色提供されており今回は「レッド」をチョイスしましたが、インパクトのある印象を受けます。
本体カラー・3色
- ブラック
- ホワイト
- レッド(購入品)
【本体正面・上面】横幅約60cmのコンパクトサイズ
「横幅:約60cm」のコンパクトサイズのサウンドー製品となっています。
本体サイズ
- 【横幅】約60cm
- 【高さ】約6.4cm
- 【奥行】約9.4cm
【本体上面手前】操作ボタンはタッチセンサー式を採用
本体上面手前の各操作ボタンは「タッチセンサー」方式を採用しており、4種類のボタンが配置されています。
操作ボタン@タッチ式
- 【その1】入力切替(TV/OPTICAL/BLUETOOTH/ANALOG)
- 【その2】音量・小
- 【その3】音量・大
- 【その4】電源・ON/OFF
【本体正面下部】現在の状態が分かる5種類のLEDランプ搭載
本体正面の下部にあるのは現在の状態が分かるように5種類の「LEDランプ」が搭載されています。
LEDランプ@5種類
- 【その1】TV
- 【その2】OPTICAL
- 【その3】BLUETOOTH
- 【その4】ANALOG
- 【その5】SOLLOUND(消灯時はステレオ再生)
【本体・底面】内蔵サブウーファー搭載
本体の底面には「内蔵サブウーファー」が搭載されています。
本体・底面
- 内蔵サブウーファー
- シリアルナンバー記載(モザイク箇所)
【底面】製造年・シリアルナンバー記載
【本体・背面】各種端子類搭載
本体背面の中央には次の様な各種端子類が搭載されています。
「HDMIケーブル」は別売となりますので、必要な方はあらかじめ準備しておきましょう。
各種端子類
- 【その1】USB端子(アップデート専用)
- 【その2】アナログ端子
- 【その3】OPTICAL(光デジタル)端子1
- 【その4】OPTICAL(光デジタル)端子2
- 【その5】HDMI端子(主にテレビ用)
- 【その6】電源端子
【付属リモコン】ボタン電池・CR2025
付属のリモコンの電池には「ボタン電池(CR2025)」が採用されています。
付属リモコン
- 【正面】各操作ボタン
- 【背面】ボタン電池(CR2025)
【電源】ACアダプター式
【その他】付属品
付属品
- リモコン
- ACアダプター
- 光ケーブル(1.5m)
- 電源コード(1.5m)
- 壁掛け取付用テンプレート
- 壁掛け取付用スペーサー(A:2個, B:2個/1シート)
- スタートアップガイド
- 安全上のご注意
【YouTube】公式PR動画
YouTube
主な仕様・スペック
主な仕様・スペック
各項目 | 詳細内容 |
---|---|
アンプ部 | 【実用最大出力(JEITA)】 フロントL/R:20W×2、サブウーファー:30W |
スピーカー部 | 【型式】フロントL/R:密閉型(非防磁) 【スピーカーユニット】フロントL/R:4.6cmコーン型×2 【再生周波数帯域】フロントL/R:230Hz~22kHz 【インピーダンス】フロントL/R:6Ω |
サブウーファー部 | 【型式】パッシブラジエーター型(非防磁) 【スピーカーユニット】7.5cmコーン型×1 【再生周波数帯域】65Hz~230Hz 【インピーダンス】4Ω |
デコーダー部 | 【対応音声信号(HDMI[ARC]/ 光デジタル)】 PCM(2chまで)/Dolby Digital(5.1chまで)/MPEG-2 AAC(5.1chまで) |
入力端子 | 【音声】光デジタル2、3.5mmステレオミニ1 【USBポート】1(アップデート専用) |
出力端子 | 【HDMI】1(ARC対応) 【HDMI CEC(リンク機能)】あり 【オーディオリターンチャンネル(ARC)】あり |
Bluetooth (受信のみ) | 【バージョン】Ver 5.0 【対応プロファイル】A2DP 【対応コーデック】SBC、AAC 【対応コンテンツ保護】SCMS-T方式 【無線出力】Bluetooth Class1 【最大通信距離】10m(障害物がない時) |
消費電力 | 13W |
待機時消費電力 | 0.2W(HDMIコントロールOFF, BluetoothスタンバイOFF時) 0.4W(HDMIコントロールON, BluetoothスタンバイON時) |
外形寸法 (幅×高さ×奥行) | 600W×64H×94Dmm 600W×64H×102Dmm(壁掛け設置時, スペーサー含む) |
質量 | 1.8kg |
付属品 | リモコン、ACアダプター、光ケーブル(1.5m)、電源コード(1.5m)、 壁掛け取付用テンプレート、壁掛け取付用スペーサー(A:2個, B:2個/1シート)、 スタートアップガイド、安全上のご注意 |
主な機能 | 【視聴モード】ステレオモード/サラウンドモード 【サラウンドモード】4(ステレオ・スタンダード・映画・ゲーム) 【バスエクステンション】あり 【ミュージックエンハンサー】あり(Bluetooth入力時) 【クリアボイス】あり 【自動スタンバイ機能】あり 【副音声切替】あり(モノラル音声多重信号入力時) |
【YAMAHA SR-C20A】機能面・基本的な使用感について
【設置状態】横幅が約60cmで約28インチ程度のモニター製品とほぼ同等サイズ
本製品を設置した状態で先にも記述しましたが「横幅・約60cm」のため、「約27~28インチ」程度のテレビやモニター製品とほぼ同等のサイズ感です。
そのためPC用外部スピーカーとしての使用用途にも最適です。
【補足】画像内のテレビ上ラック製品について
本製品に設置している画像内の「テレビ上ラック製品」に関する記事がありますので、興味を持たれた方はご参照下さい。
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【用途別】4種類のサウンドモード切替対応
用途に応じて次の4種類の「サウンドモード」に対応しており、様々なコンテンツに合わせて切替する事が出来ます。
用途別
4種類のサウンドモード
- 【ステレオ】音楽再生に最適
- 【スタンダード】ほとんどのテレビ番組に対応
- 【映画】空間の広がり感を強調
- 【ゲーム】ゲームコンテンツ向け
LEDランプ
- 【点灯】サラウンド再生(STANDARD/MOVIE/GAME)
- 【消灯】ステレオ再生
普段は「スタンダード」で視聴しています。
【クリアボイスモード】台詞が聞き取りにくい場面で人の声だけを強調させる効果あり
BGMや効果音などで台詞(セリフ)が聞き取りにくい場面ではリモコン内の「クリアボイス」ボタンを押す事で、人の声だけを強調させる事が出来るためドラマやニュース番組中でより効果が発揮されます。
【BASS EXT】75mm内蔵サブウーファーによる豊かな低音再生を実現
75mm内蔵サブウーファーによってコンパクトサイズながら豊かな低音再生を実現しています。
BASS EXT
- 【内蔵】75mm・サブウーファーユニット
- 【内蔵】デュアルパッシブラジエーター
- 【リモコン操作】「BASS EXT」ボタンでの切替
【薄型テレビ対応】壁掛けやHDMI ARC対応でケーブル一本で接続して連動可能
薄型テレビのような「壁掛け」に設置したり、「HDMI ARC」対応によるケーブル一本で接続して音量調節などの連動機能に対応しています。
薄型テレビ対応
壁掛け設置
本製品に付属の壁掛け用品を使用する
HDMI ARC
- 電源のON・OFF
- 音量調節
- コンテンツの切替
など
【専用アプリ】Sound Bar Remoteでのリモコン操作や現在の状況が視覚的に分かりやすい
本製品に対応した専用アプリである「Sound Bar Remote」を導入すれば、リモコン操作や現在の状況が視覚的に一目で分かりやすくなります。
専用アプリ
対応機種
- SR-B20A
- SR-C20A(本製品)
- YAS-108
動作環境
- 【iPhone】iOS 14.1以上
- 【Android端末】Android OS 9.0以上
対応操作
- 【画面右上】電源ボタン
- 【入力】TV・光デジタル・Blleutooth・アナログ
- 【サウンド設定】クリアボイス・BASSエクステンション
- 【サウンドプログラム】ステレオ・スタンダード・映画・ゲーム
- 【LEDの明るさ】オフ・暗め・明るめ
- 【メイン音量】0~50
- 【サブウーファー音量】-4~+4
【Blleutooth】モバイル機器からのワイヤレス再生対応
「Blleutooth」機能によってお手持ちのスマホやタブレットなどのモバイル機器から、音楽などのワイヤレス再生に対応しています。
【LEDランプ】明るさの状態を3段階から設定可能
本体前面の下部にある「LEDランプ」の明るさの状態を3段階から設定可能ですので、お好みに合わせて点灯・消灯させる事が出来ます。
LEDランプ
- 明るめ
- 暗め
- オフ(消灯)
【YAMAHA SR-C20A】イマイチな点について
【サウンド面】一歩引っ込んだようなくぐもった感じに聞こえる事がある点
基本的にはコンパクトサイズながら臨場感のある音質で楽しめますが、主観ですが何か一歩下がったようなくぐもった・こもった感じに聞こえる印象を受けます。
サウンド面
- 【音楽】何か一歩引っ込んだ状態で聞こえる感じがある
- 【台詞】音楽と声が混じるとセリフが聴こえづらくなる
【台詞面】クリアボイスモードで改善されるがセンタースピーカーが非搭載な点
ニュースやバラエティ番組などの台詞が多い場面では「クリアボイスモード」を「ON」にする事で改善されますが、「センタースピーカー」が”非搭載”のためある程度割り切りが必要だと感じます。
台詞面
- 【クリアボイスモード】「ON」にすると台詞が聞こえやすくなるが、ステレオ感が多少落ちる
- 【センタースピーカー】”非搭載”のためある程度の割り切りが必要
【補足】台詞の聞き取りやすさを重視する方は「Bose TV Speaker」を候補に入れる
もし台詞の聞き取りやすさを重視したい方には、本製品と同等のサイズ感で「センタースピーカー」が搭載の「Bose TV Speaker」を候補に入れてみましょう。
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【サラウンド面】話題の「Dolby Atmos」に非対応な点
最近では売れ筋の普及価格帯にも「Dolby Atmos」に対応している製品が登場しつつある中で、本製品は”非対応”である点です。
最後に
日本国内メーカー製「Yamaha SR-C20A」のコンパクトサイズのサウンドバー製品のレビューをお届けする記事でした。
まとめ
機能面・使用感
- 【本体カラー】3色(ブラック・ホワイト・レッド)から選択出来る
- 【入出力端子】HDMI・光デジタル2基・アナログ端子が搭載
- 【設置状態】横幅が約60cmで約28インチ程度のモニター製品とほぼ同等サイズ
- 【用途別】4種類のサウンドモード(ステレオ・スタンダード・映画・GAME)切替対応
- 【クリアボイスモード】台詞が聞き取りにくい場面で人の声だけを強調させる効果あり
- 【BASS EXT】75mm内蔵サブウーファーによる豊かな低音再生を実現
- 【薄型テレビ対応】壁掛けやHDMI ARC対応でケーブル一本で接続して連動可能
- 【専用アプリ】Sound Bar Remoteでのリモコン操作や現在の状況が視覚的に分かりやすい
- 【Blleutooth】モバイル機器からのワイヤレス再生対応
- 【LEDランプ】明るさの状態を3段階(明るめ・暗め・オフ)から設定可能
イマイチな点
- 【サウンド面】一歩引っ込んだようなくぐもった感じに聞こえる事がある点
- 【台詞面】クリアボイスモードで改善されるがセンタースピーカーが"非搭載"な点
- 【サラウンド面】話題の「Dolby Atmos」に非対応な点
見出しテキスト
- 安価で小型サウンドバー製品をお探しの方
- PC用外部スピーカーとして使用したい方
- テレビに接続して音質面の不満を解消したい方
など
本製品はコンパクトサイズで実売1万円台で入手出来るためテレビや動画・ゲームプレイなどで、迫力の鳴る音で楽しめるようになっています。
今回ご紹介した内容より興味を持たれた方は、是非一度チェック・本製品の購入を検討してみてはいかがでしょうか!
この記事が少しでも参考になれば幸いです。