こんにちは。スマートスピーカーを利用中の「くにりきラウ(@lau1kuni)」です。
あなたが話しかける事で様々な操作が可能な「スマートスピーカー」という製品があります。
現在では多数の製品が販売中の中でディスプレイ非搭載タイプだと音声案内のみで最後まで聞かないといけないですね。
またかと言ってディスプレイ搭載タイプでは設置場所がなかなか確保しにくいといった場合があるのではないでしょうか?
そこで私はディスプレイ搭載型と非搭載タイプのいいとこ取りのようなXiaomi製「Mi Smart Clock」という約4インチのディスプレイが搭載されているスマートスピーカーを、海外通販サイトの「AliExpress(アリエクスプレス)」で購入しました。
そういう訳で今回は本製品をしばらく利用してみてのレビュー記事としてご紹介したいと思います。
総評は「普段は置時計として便利なコンパクトでディスプレイ搭載型スマートスピーカー製品」と言えます。
【Mi Smart Clock】約4インチタッチ式液晶搭載で置時計用途に便利な7つの特徴を装備したスマートスピーカー!
約4インチ液晶ディスプレイ搭載
約4インチ(3.97インチ)の液晶ディスプレイを搭載したフルカラーのタッチスクリーン対応スマートスピーカーであり、時間や天気用法などの情報をお届けします。
デジタルフォトフレーム対応
「Googleフォト」に保存されている画像を表示する事が可能な「デジタルフォトフレーム」機能に対応しています。
音楽配信サービス対応
「Spotify(スポティファイ)」や「YouTube Music」などの音楽配信サービスに対応しているため、あなたのお気に入りの楽曲を楽しめます。
Googleアシスタント&Chromecast ビルトイン
「Googleアシスタント」と「Chromecast ビルトイン」が組み込まれていますのでお手持ちのスマホがリモコンになり、またキャストボタンを選択する事で他のデバイスから音楽を再生するといった事が可能です。
スマートコントロールハブ機能
スマートコントロールハブ機能が内蔵されているため、例えば照明の明るさを調節したりテレビの電源のオン・オフしたりといった家電製品を制御する事が出来ます。
別売のスマートカメラでの監視対応
別売のセキュリティスマートカメラを接続する事で、例えば赤ちゃんやご年配の方・犬や猫などのペットの状態を常時確認するといった事が実現出来ますので監視用途にも最適です。
日本語表示可能な多言語対応
「日本語表示(グローバル版)」を始めとする多言語に対応しています。
製品設置イメージ画像
主な仕様・スペック
主な仕様・スペック
- モデル: X04G
- ディスプレイ: 3.97 "800*480
- スピーカー: 1*1.5 "スピーカー
- マイク: 2つの遠方マイク
- RAM(メモリー):1GB
- ROM(ストレージ):4GB
- Wi-Fi:802.11b/g/n
- Bluetooth:V5.0
- オーディオ形式: HE-AAC, LC-AAC,celt/opus,mp3,vorbis,wav (audio/wav),flac
- 接続端子: microUSB
- 電源: 5V/2A
- サイズ: 113*68*81.5 (mm)
開封・外観チェック
購入価格
海外通販サイト「AliExpress(アリエクスプレス)」での購入時の価格はセール期間中のため「約6,900円(日本円)」でした。
化粧箱の正面・背面
化粧箱は多少凹んでいますが製品自体には影響ありませんでした。
同梱物
次のような物が同梱されていました。
同梱物
- Xiaomi Mi Smart Clock・本体
- 電源アダプター(5V/2A)
- ユーザーガイド(日本語非対応)
【補足】電源アダプターについて
本製品に付属の電源アダプターを利用する場合は別途変換アダプターが必要になりますので準備しておきましょう。
ちなみに私の場合は付属品ではなく画像の様な「5V・2.4A対応アダプター」と市販の「microUSB」ケーブルでの組み合わせで接続しています。
本体・正面
本体・正面
- ディスプレイ:約4インチ
- マイク穴:両端に2個
- 音量:大・小ボタンあり
- マイク:オン・オフボタンあり(中央)
本体・背面
本体の背面の中央下には「microUSB(電源用)」が装備されています。
本体・底面
本体の底面には「シリアルナンバー(モザイク箇所)」の記載と周囲の多数の穴が「スピーカー出力」となっています。
初期セットアップについて
電源接続時
本製品に電源を接続すると「Google Home」アプリでのセットアップが促されますので準備しましょう。
アプリでのセットアップ開始
「Google Home」アプリより画面の指示に従ってセットアップを進めていきましょう。
【補足】使用スマホについて
この記事での使用スマホは「iPhone SE 第二世代(2020年版)」となります。
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本体のアップデート
もし本体のアップデートがある場合は自動的にインストールされてその後に端末が再起動されます。
Xiaomiアカウントでセットアップ続行
その次には「Xiaomi アカウント」でサインインしてのセットアップが続行されますので画面の指示に従います。
Mi Home アプリでのセットアップ続行
この後に「Mi Home」アプリを利用してセットアップを続行させましょう。
Mi Home@セットアップ
- TOP画面右上の「+」をタップ
- 「Mi Smart Clock」をタップ
- 「次へ」をタップ
- 「SSID・パスワード」を入力
- 「次へ」をタップ
基本的な使用感について
音声での発言方法
基本的に次のように話しかける事で様々な操作が可能です。
- オッケー グーグル、○○して!
- ねぇ グーグル、○○して!
はい!
待受画面の表示状態
一通りの初期セットアップが終了した直後の待受画面が次の画像の様に「現在時刻」が表示されています。
液晶画面の左右でのスワイプ操作
待受画面の状態より左または右へのスワイプ操作時は次の3タイプの画面へ遷移します。
左右のスワイプ操作
- 一番左:待受画面(デフォルト)
- 真ん中:アラーム設定
- 一番右:天気予報
【一番左】待受画面(デフォルト)
【真ん中】アラーム設定
画面上の操作だけでなく、次の様に話しかける事でもアラーム設定が可能です。
- オッケー(ねぇ) グーグル、○○時にアラームをセットして!
- オッケー(ねぇ) グーグル、○○分タイマーをセットして!
【一番右】天気予報
画面上の操作だけでなく、次の様に話しかける事で天気予報の確認が出来ます。
- オッケー(ねぇ) グーグル、今日の天気は?
- オッケー(ねぇ) グーグル、明日の天気は?
画面下から上へのスワイプ操作でメニュー画面表示
本体画面の下から上へのスワイプ操作すると次の4つのメニュー画面が表示されます。
メニュー画面
- 画面の明るさ:10段階
- 音量:10段階
- サイレント:オン・オフ
- 各種設定(歯車アイコン)
システム設定各種
上記画像の「歯車アイコン」をタップするとシステム設定画面へ遷移します。
システム設定各種
- クロックフェイス
- 表示設定
- 夜間モード
- ネットワーク(Wi-Fi)
- デバイスについて
- フィードバックを送信
クロックフェイス
この画面では次の11種類の時計のタイプやデザインを変更する事が出来ます。
クロックフェイス
- プレイグラウンド(デフォルト)
- ウェザー
- クラウド
- レトロ
- エクリプス
- コンテンポラリー
- タイムレス
- モダニスト
- モノクロ
- 注目の写真
- Googleフォト
表示設定
表示設定
- 時計表示のカスタマイズ
- 薄暗い時
- 最低限の明るさ
夜間モード
ニュース情報
次のように話しかける事でニュース情報を聞く事が出来ます。
映像表示は非対応となります。
- オッケー(ねぇ) グーグル、(ヤフー)ニュースを教えて!
楽曲再生
音楽配信サービスの「YoTube Music」や「Spotify(スポティファイ)」などの楽曲再生に対応しています。
YouTube Music
Spotify(スポティファイ)
スマートリモコンによる家電操作
別売のスマートリモコンを導入する事でエアコンや照明などの家電操作が可能になります。
- オッケー(ねぇ) グーグル、エアコンをつけて!
- オッケー(ねぇ) グーグル、電気を消して!
イマイチな点について
音質があまり良くない
製品の構造上とスピーカーが一つのみのため仕方ない事ですが、音質面はラジオ程度なので高音質での音楽鑑賞などにはあまり適していない事です。
動画再生には非対応
こちらに関しても製品の特性上で基本的には現在時刻や天気情報の確認といった主に静止画像での表示ですので、動画再生を利用したい方は他社製品を検討しましょう。
5GHz帯のWi-Fiに非対応
本製品ではWi-Fi接続においては「2.4GHz帯」のみの対応で「5GHz帯」には非対応ですので、最新のWi-Fi環境で利用したい方は頭に入れておきましょう。
現時点で日本国内の販売なし
この記事投稿時点では日本国内での販売がありませんので海外からの輸入での購入となっています。
最後に
Xiaomi製「Mi Smart Clock」という約4インチのタッチスクリーンを搭載したスマートスピーカーに関するレビュー記事でした。
まとめ
製品情報7選
- 約4インチ液晶ディスプレイ搭載
- デジタルフォトフレーム対応
- 音楽配信サービス対応
- Googleアシスタント&Chromecast ビルトイン
- スマートコントロールハブ機能
- 別売のスマートカメラでの監視対応
- 日本語表示可能な多言語対応
初期セットアップ
- 電源ケーブルを接続する
- 画面の指示に従いアプリを併用しながらセットアップする
使用感
- 音声での発言方法:「オッケー(ねぇ) グーグル、○○して!」
- 待受画面の表示:現在時刻・天気アイコン・気温の常時表示
- 左右のスワイプ操作:現在時刻・アラーム設定・天気情報
- 下から上へのスワイプ操作:画面明るさ・音量・サイレント・各種設定
- ニュース情報:NHKラジオニュース・ヤフーにユース など
- 楽曲再生:YouTube Music・Spotify(スポティファイ) など
- スマートリモコンによる家電操作
イマイチな点
- 音質がラジオ並みであまり良くない点
- 動画再生に非対応な点
- 5GHz帯のWi-Fiに非対応な点
- 現時点で日本国内の販売なし
こんな方にオススメ
- 海外サイトからの購入に抵抗がない方
- 置時計や目覚まし時計の代わりとして利用したい方
- 音質面にあまりこだわりのない方
- 動画再生は他製品を利用する方
- 2.4GHz帯のみのWi-Fi環境で問題のない方
- 別売のスマートリモコンやスマートカメラを導入してより便利にしたい方
など
記事投稿時点では日本国内での販売がありませんがディスプレイ搭載・非搭載の中間となる製品ですので、興味を持たれた方は詳細の確認や購入を検討してみてはいかがでしょうか!
この記事が少しでも参考になれば幸いです。