愛車は「Honda N-ONE(プレミアムツアラー・2012年式)」で以前に交換したバッテリーの年月が経過して多少弱ってきてるように感じてました。
もし店頭での交換依頼となるとそれなりに費用が掛かるので、色々ネット情報や動画投稿サイトで自分で交換されている方のやつを確認していました。
そこで今回は実際に僕自身がカーバッテリーの交換作業に挑戦してみたのでその手順をご紹介します。
結論から申し上げますと「意外と簡単に交換出来た」という事になります。
この記事の記載内容については自己責任でお願いします。
事前準備
「Honda N-ONE」では次のようなものをあらかじめ準備しておきましょう。
- Panasonic caos 60B19L・バッテリー本体(年式により異なる場合あり)
- CARMATE SA202 メモリーキーバー(バックアップ用)
- 単四アルカリ乾電池*6個(上記の機器用)
- タオル2枚(ショート対策用)
- スパナ・10mm
カーバッテリー・Panasonic caos 60B19L
今回選択したカーバッテリーは「Panasonic caos 60B19L」で購入時の価格は約4,600円とお手頃でした。
メモリーバックアップ用・CARMATE SA202
カーナビなどの情報がリセットされても良い方はこの商品は不要です。
化粧箱
白地の地味なケースでした。
同梱物
次のようなものが同梱されていました。
- SA202・本体(OBD2ケーブル直付)
- 取扱説明書
SA202・本体
赤色の本体にLEDランプが3点ありOBD2用の接続ケーブルが直付となっています。
- 乾電池セット時(残量あり)
- バッテリー接続時
- バッテリー取外し時
また本体手前側のフタを開けると「単四乾電池*6本(別売)」をセットするようになっています。
単四アルカリ乾電池*6本
電流が低めのエネループなどの充電池より「単四アルカリ乾電池*6本」を使用する事をお勧めします。
スパナ・10mm
「Honda N-ONE」の場合はスパナ・10mmの一本のみで交換作業が出来ます。
タオル・2枚
カーバッテリーを取外しした場合のショート対策としてタオルなどを準備しておくと良いでしょう。
カーバッテリー・交換作業について
準備が整ったら実際に交換作業していきます。
配線の取外し・設置時にプラス(+)・マイナス(-)の順番を間違えるとショートする可能性がありますので十分注意しましょう。
照明類をOFFにする
最初に「ルームランプ」や「ヘッドライト」などの照明類はOFFにしておきましょう。
メモリーバックアップ・乾電池セット
メモリーバックアップ「SA202」に「単四*6本」をセットします。
OBD2端子を探してケーブルの接続
運転席の足元を覗き込んでその左側「足踏パーキングブレーキ」の上側に「OBD2」と呼ばれる差込口がありますので、そこに上記のケーブルを接続します。
メモリーバックアップ・LEDランプ点灯
乾電池をセットした時点で電池マークが、OBD2ケーブルを接続後にはバッテリーマークがそれぞれ赤色のLEDランプが点灯するようになっています。
その後にフロントガラス辺りに設置してバッテリー交換作業中に見える場所に設置しておきましょう。
ボンネットを開ける
運転席のアクセルの隣にある「ボンネット(車のアイコンのやつ)」を手前に引っ張ると、ボンネットのロックが外れるようになります。
するとホンダのマークの上側が少し開いていますので手を入れて動かすとロックが解除出来ますので、そのままボンネットを開いて内部にある固定金具でセットします。
バッテリー設置場所を確認する
バッテリー本体は助手席側にありますので確認しておきます。
マイナス(-)側から外す
まずはマイナス(-)側から「スパナ・10mm」を使用して六角ネジ状のやつを外していきます。
取外しが出来たら配線のショート防止対策としてタオルなどで保護しておきます。
バックアップ用・LEDランプについて
マイナス(-)を外した時点でバックアップ用・LEDランプに変化があります。
それはLEDのバッテリーマーク側が消灯して矢印状のやつが点灯に切り替わります。
これによってカーナビなどのメモリー状態が保護されているという事になります。
プラス(+)側を外す
プラス(+)側を赤いキャップを上に開けてから「スパナ・10mm」で取外ししていきます。
そして先程と同様に配線をタオルなどでショート対策しておきます。
固定金具の取外し
バッテリー中央にある固定金具を「スパナ・10mm」で取り外すとバッテリー本体を引っこ抜く事が出来るようになります。
多少重量がありますので取扱いに注意しましょう。
新バッテリー・60B19Lの設置
旧バッテリーを取り外した後に購入しておいた「60B19L」の新バッテリーを設置します。
プラス(+・赤)側は奥側にマイナス(-・黒)側は手前になるように設置します。
補足:取っ手は設置前に取外し推奨
実は取っ手を付けたままの状態でバッテリーを設置してから外そうをトライしたのですが、狭くてなかなか上手くいかなくて、結局一旦バッテリーを地面に置いてから取っ手を外しました。
なのでバッテリー設定前にあらかじめ取っ手を外しておく事をお勧めします。
固定金具の取付
先程外した固定金具を「スパナ・10mm」で元の状態に取付します。
プラス(+)側を取付ける
今度は取り外しの時とは反対で「プラス(+)側」より赤色のキャップ外してから配線を「スパナ・10mm」で接続していき、その後に赤色の配線・キャップをセットします。
マイナス(-)側を取付ける
マイナス(-)側を黒のキャップを外してから「スパナ・10mm」で取付作業していきます。
これでバッテリーの交換作業は終了となり、バックアップ用・LEDランプが元の状態(乾電池・バッテリーアイコンの点灯、矢印マークの消灯)に戻ります。
エンジンが掛かるか確認する
バッテリーの交換作業が終了してからちゃんとエンジンが掛かるかどうか確認を忘れずにしておきましょう。
無事にエンジンが掛かれば終了となります。お疲れ様でした。
旧バッテリー・処分について
旧バッテリーの処分については「カー用品店」や「ガソリンスタンド」に依頼すれば引き取ってくれる場合が多いです。
他には各自治体の指示に従って処分してもらうのも良いでしょう。
最後に
「Honda N-ONE・2012年式」のカーバッテリーの交換作業を自分で挑戦してその手順を紹介する記事となりました。
- Panasonic caos 60B19L・バッテリー本体(年式により異なる場合あり)
- CARMATE SA202 メモリーキーバー(バックアップ用)
- 単四アルカリ乾電池*6個(上記の機器用)
- タオル2枚(ショート対策用)
- スパナ・10mm
※「メモリーバックアップ用」と「乾電池」についてはカーナビなどの情報がリセットされても問題無い方は不要となる。
- 照明類はOFFにしておく
- メモリーバックアップ「SA202」に「単四*6本」をセット
- 運転席足元の左上側にあるOBD2端子を探してケーブルを接続する
- メモリーバックアップ・LEDランプ(電池マーク・バッテリーマーク)が点灯するので、フロントガラスに設置してバッテリー交換作業中に見える場所に設置しておく
- 運転席のアクセルの隣にある「車のアイコンマーク」を手前に引っ張ってボンネットを開ける
- バッテリー本体は助手席側にあるので確認しておく
- マイナス(-)側から「スパナ・10mm」を使用して六角ネジ状のを取り外す
- バックアップ用・LEDランプが「バッテリーマーク(消灯)」「矢印マーク(点灯)」に切り替わり、バックアップされている事になる
- プラス(+)側を赤いキャップを上に開けてから「スパナ・10mm」で取外しする
- 固定金具(バッテリー中央部)を「スパナ・10mm」で取り外す
- 旧バッテリーを取り外した後に新バッテリー・60B19Lを設置・セットする
- 固定金具を「スパナ・10mm」で取付て元の状態に戻す
- プラス(+)側より赤色のキャップ外してから配線を「スパナ・10mm」で接続していき、その後に赤色の配線・キャップをセットする
- マイナス(-)側を黒のキャップを外してから「スパナ・10mm」で取付する
- バックアップ用・LEDランプが元の状態(乾電池・バッテリーアイコンの点灯、矢印マークの消灯)に戻り作業終了である
- エンジンがきちんと掛かるかどうか確認しておく
- 交換前:「マイナス(-)」→「プラス(+)」の順に取外しする事
- 交換後:「プラス(+)」→「マイナス(-)」の順に取付する事
※順番を間違えるとショートする危険性があるので注意する事
今回はじめて愛車のカーバッテリーの交換作業を挑戦してみましたが、自分が思っていたより簡単に交換できました。
取付の順番さえ間違えずに落ち着いて作業すれば交換費用を抑えられますので、時間に余裕のあるかたは是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか!
もしあまり自信が無い方は「時間と手間」をお金で解決出来ますので店舗に依頼しましょう。
この記事の記載内容については自己責任でお願いします。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
こんにちは。カーバッテリーの交換に挑戦した「くにりきラウ(@lau1kuni)」です。