こんにちは。PCデータを不意に誤って削除してしまった事がある「くにりきラウ(@lau1kuni)」です 。
主にPC内部に保存されているデータを操作ミスなどで誤って削除してしまい、困ったケースは一度くらいはあるのではないでしょうか?
その様な際に「データ復元」が可能なソフトが、無料から有料版までの様々なソフトが配布・提供されています。
そんな中でMiniTool製「Power Data Recovery」と呼ばれる書類や写真・動画などの100種類以上のデータタイプに対応した、無料から利用出来るソフトがあるのはご存知でしょうか?
そこで今回は実際に左記のソフトの無料版の特徴や、使用方法についてお届けしたいと思います。
PCデータを誤って削除してしまったので、出来れば無料で復元可能なソフトを探しています。
「MiniTool Power Data Recovery Free」の利用を検討してみましょう。
【MiniTool Power Data Recovery】様々な記憶媒体からデータ復元可能無料版ソフト情報について
【データ復元ソフト】無料で操作ミスやファイル破損などで削除されたデータを復元可能
本ソフトでは独自の技術によって、下記のような様々な要因で削除されてしまったファイルを復元可能な「Windows対応・データ復元ソフトウェア」となっています。
データ復元可能ソフト
- 【操作ミス時】誤ファイル削除・誤パーティションフォーマット
- 【OSクラッシュ時】コンピュータウィルスの攻撃を受けた場合
- 【物理ディスク損傷時】論理エラーやアクセス拒否された場合
- 【新機能】指定場所からの復元対応
【様々なストレージ対応】文書・動画・画像・音声ファイルなどの多種類なデータ復元対応
本ソフトでは下記のような様々なストレージや、多種類のファイルからのデータ復元に対応しています。
多数媒体対応
記憶媒体
- HDD/SSD
- USBメモリー
- SD/micrSDカード
など
ファイル類
- 【ドキュメント】DOC/DOCX, XLS/XLSX, PPT/PPTX, PDF, VSD, MPP, PUB, ODT, ODS など
- 【写真や画像】JPG/JPEG, TIFF/TIF, PNG, GIF, PSD, BMP, CRW, DCR, DNG, ARW, PSP など
- 【音声や動画】MP4, MP3, MKV, AVI, MPEG, FLV, RM/RMVB, MID/MIDI, WMA, WAV, OGG など
- 【圧縮データ】ZIP, 7Z, RAR, CAB, JAR など
- 【Eメール】PST, DBX, EMLX など
- 【その他】HTM/HTML, TXT, XML, HLP, CHM, PZF, ICC, MHT, QPW, QXP, QPT, VEG など
【主な流れ】わずか3ステップでデータ復元が完了する
本ソフトを使用する際の主な流れに関しましては、わずか3ステップで「データ復元」が完了する仕組みです。
主な流れ
- 【STEP1】復元対象をスキャンする
- 【STEP2】復元の中身を確認する
- 【STEP3】復元データを保存する
【バリエーション】フリー版からアルティメット版までの4種類を提供中
記事投稿時点の内容となります。
バリエーション
バリエーション | フリー版 | 月額 サブスクリプション版 | 年間 サブスクリプション版 | アルティメット版 |
---|---|---|---|---|
利用期間 | - | 月額払い | 年間払い | 生涯使用可能 |
価格 | 無料 | 9,500円 (税込10,450円) | 12,300円 (税込13,350円) | 13,700円 (税込15,070円) |
復元可能 データ量の制限 | 1GB | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
利用可能なPC台数制限 (ライセンスあたり) | 無制限 | 1 PC | 1 PC | 3 PCs |
前回スキャン結果の 再読み込み | × | 〇 | 〇 | 〇 |
.rssファイルを 手動でインポート | × | 〇 | 〇 | 〇 |
復元する中身の プレビュー機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ベーシック/ダイナミックディスク から復元 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
WinPE Bootable Builder搭載 (OSが崩れてもデータ復元も可能) | × | 〇 | 〇 | 〇 |
アップグレードサービス | × | 1ヶ月間無料 アップグレード | 1ヶ月間無料 アップグレード | 生涯無料 アップグレード |
【FAQ】よくある5つの質問について
下記の内容は公式サイトより引用しています。
Q&A 5選
スキャン時間
ハードドライブをスキャンするのにどのくらい時間がかかりますか?
通常、スキャンプロセス全体は30分以内に完了しますが、ドライブに非常に多くのファイルがある場合、ハードドライブのサイズによっては、スキャン時間が最大3時間続く場合があります。
安全性
MiniTool Power Data Recoveryは安全ですか?
ご安心ください。MiniTool Power Data Recovery製品シリーズは、ディスクドライブやほかの記憶デバイスからすでに失われたデータと削除されたデータについてのみ、スキャンを行い、データの復元をするのです。対象ドライブ自体とその中の既存データには変更を一切もたらしません。
復元後ファイル
復元されたファイルを開くことができないのはなぜですか?
復元されたファイルを開くことができない場合、データ復旧前にファイルがすでに損傷されたことを意味します。
確認方法
紛失または削除したファイルが復元可能かどうかをどうすれば確認できますか?
MiniTool Power Data Recovery Freeを使って、ドライブスキャンを行って検出したデータから復元したいのがあるかを中身プレビュー機能より確認できるのです。そして、1GB以下のデータを復元したい場合、直接この無料版で済ませます。さらに、それ以上のデータを復元するなら、有償バージョンのご利用をお勧めします。
復元ファイル場所
復元したファイルを元の場所に保存しないのはなぜですか?
ディスク領域に二重上書きまたは多重上書きの恐れをもたらして、次回に同じ領域からのデータ復元操作に復元できない影響を及ぼす可能性があるので、一度復元したファイルを元の場所に保存しないほうが強くお勧めします。
【MiniTool Power Data Recovery】ソフトの導入手順・方法について
【公式サイト】画面内の「ダウンロード」ボタンを押す
まず最初に「公式サイト」内の「ダウンロード」ボタンを押します。
【名前を付けて保存】デスクトップなどの任意の場所に実行ファイルを保存する
本ソフトのダウンロードが開始されますので、「デスクトップ」などの任意の場所に保存します。
【実行ファイル起動】ユーザーアカウント制御が表示された場合は「はい」ボタンを押す
上記の実行ファイルを起動時に「ユーザーアカウント制御」が表示された場合は、「はい」ボタンを押します。
【インストーラー起動】画面内の「今すぐインストール」ボタンを押す
インストーラーが起動しますので画面中央の「今すぐインストール」ボタンを押します。
【補足】カスタムインストールについて
上記画面の「カスタムインストール」を押しますと、次の項目の変更が可能です。
カスタムインストール
- 言語
- インストールパス
- カスタマーエクスペリエンス向上プログラムへの参加同意(初期チェックあり)
【確認ダイアログ】画面内の「はい」ボタンを押します。
確認ダイアログが表示されますので、画面内に記載の内容に同意出来る場合は「はい」ボタンを押します。
確認ダイアログ内容
- 【注意】本ソフトを失われたデータが含まれているドライブにインストールしない事
- 【理由】ディスクの上書きと永久的なデータ紛失を引き起こす可能性があるため
【インストール開始】終了までしばらく待つ
本ソフトのインストールが開始されますので、終了までしばらくお待ち下さい。
【インストール完了】画面下の「今すぐ開始」ボタンを押す
以上で本ソフトのインストールが完了しましたので、画面下の「今すぐ開始」ボタンを押します。
【MiniTool Power Data Recovery】誤消去ファイルのデータ復元方法について
本項目では「USBメモリー」で検証しています。
【HOME画面】画面上部の「デバイス」を選択する
「MiniTool Power Data Recovery」ソフト起動後のHOME画面より、その上部にある「デバイス」を選択します。
【補足】有料版使用の場合は「鍵アイコン」より「ライセンスコード」を入力する
もし本ソフトの有料版をご利用の場合は画面上部の「鍵アイコン」より、「ライセンスコード」を入力します。
有料版利用時
- 【画面上部】「鍵アイコン」を選択する
- 【画面下部】「ライセンスコード」を入力する
- 【ボタン押下】「登録」を押す
【復元対象デバイス】カーソルを合わせて「スキャン」ボタンを押す
復元対象デバイス画面より、その対象にカーソルを合わせて「スキャン」ボタンを押します。
【検証ファイル】USBメモリー内の画像ファイルを使用
本項目でのテスト・検証としてUSBメモリー内の画像ファイルを使用しています。
【スキャン開始】終了するまでしばらく待つ
対象ストレージ内のスキャンが開始されますので、終了までしばらく待ちましょう。
【スキャン結果】復元対象ファイルにチェックを入れて「保存」ボタンを押す
上記のスキャン結果より復元対象ファイルにチェックを入れてから、画面右下の「保存」ボタンを押します。
スキャン結果
- 【タイプ】全てのファイルの種類
- 【ファイルの種類】画像(今回は画像ファイルのため)
- 【ボタン】「保存」を押す
【復元ファイル保存先】スキャンドライブ”以外”を選択後に「OK」ボタンを押す
復元ファイル保存先のダイアログが表示されますので、上記のスキャンドライブ”以外”を選択します。
その後に「OK」ボタンを押します。
【注意】復元ファイルを別ドライブに保存しないと、そのファイルが上書きされる可能性があるためです。
【回復完了】ダイアログを閉じる
「回復完了」のダイアログが表示されますので閉じて、本ソフトを終了させます。
【復元済ファイル】ファイルの中身の確認する
上記で保存したフォルダにアクセスして、復元済ファイルの中身があるか確認しましょう。
お疲れ様でした。
最後に
様々な記憶媒体からデータ復元可能な「MiniTool Power Data Recovery」の無料版ソフトの特徴や、その使用方法について解説する記事でした。
まとめ
ソフト情報
- 【データ復元ソフト】無料で操作ミスやファイル破損などで削除されたデータを復元可能
- 【様々なストレージ対応】文書・動画・画像・音声ファイルなどの多種類なデータ復元対応
- 【主な流れ】わずか3ステップでデータ復元が完了する
- 【バリエーション】フリー版からアルティメット晩までの4種類を提供中
ソフト導入手順
- 【公式サイト】画面内の「ダウンロード」ボタンを押す
- 【名前を付けて保存】デスクトップなどの任意の場所に実行ファイルを保存する
- 【実行ファイル起動】ユーザーアカウント制御が表示された場合は「はい」ボタンを押す
- 【インストーラー起動】画面内の「今すぐインストール」ボタンを押す
- 【確認ダイアログ】画面内の「はい」ボタンを押します。
- 【インストール開始】終了までしばらく待つ
- 【インストール完了】画面下の「今すぐ開始」ボタンを押す
ソフト使用方法
- 【HOME画面】画面上部の「デバイス」を選択する
- 【復元対象デバイス】カーソルを合わせて「スキャン」ボタンを押す
- 【スキャン開始】終了するまでしばらく待つ
- 【スキャン結果】復元対象ファイルにチェックを入れて「保存」ボタンを押す
- 【復元ファイル保存先】スキャンドライブ”以外”を選択後に「OK」ボタンを押す
- 【回復完了】ダイアログを閉じる
- 【復元済ファイル】ファイルの中身の確認する
本ソフトを利用する事で誤消去などでファイルがなくなった場合でも、手順に従っていくことで対象ファイルを復元する事が出来ました。
今回ご紹介した内容より興味を持たれた方は、是非一度チェックした後で本ソフトの利用を検討してみてはいかがでしょうか!
この記事が少しでも参考になれば幸いです。