こんにちは。Windows搭載PCを使用中の「くにりきラウ(@lau1kuni)」です。
MicroSoft社が提供中の「Windows 搭載PC」で使用中の「HDD/SSD」では基本的には読み込みや書き込み共に出来る状態になっていますね。
ただ新たに「HDD/SSD」を接続した際に何かしらの理由やトラブルなどで「読み取り専用」状態のために、書き込みが出来なくなる現象でお困りの方がいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は「Windows」の標準ソフトの「コマンドプロンプト」を使用して、対象ディスクの「読み取専用」から「書き込み可能」にする方法を画像付でご紹介したいと思います。
Windowsに接続した「HDD/SSD」が原因不明ですが「読み取り専用」になっていました。
これを「書き込み可能状態」に変更する方法について詳しく知りたいです。
Windows標準ソフトの「コマンドプロンプト」を使用してみましょう。
【DISKPART】Windowsに接続中のディスクを読取専用から書込可能変更手順7ステップを画像付で徹底解説!
本記事では「Windows 10」搭載PCを使用しています。
【コマンドプロンプト起動】管理者として実行・起動する
まず最初にWindows標準ソフトの「コマンドプロンプト」を「管理者として実行」を選択して起動します。
コマンドプロンプト起動
- 【虫メガネアイコン】「スタートボタン」の隣にあるボタンをクリックする
- 【コマンド入力】「cmd」と入力する
- 【コマンドプロンプト】「管理者として実行」を選択する
【読み取り専用の確認方法】ディスクの管理画面よりチェック可能
対象ディスクが「読み取り専用」かどうかの確認方法は、後述の「ディスクの管理」画面よりチェックする事が出来ます。
【コマンド入力開始】「diskpart」を入力する
「コマンドプロンプト」が起動しますので、まずは「diskpart」と入力します。
コマンド入力開始
【コマンド入力】「diskpart」
【DISKPART】「list disk」で接続中のディスク一覧が表示される
次に「list disk」と入力する事で接続中のディスク一覧が表示されるようになります。
diskpart
【コマンド入力】「list disk」
【list disk】「select disk (No)」で変更対象のディスク番号を入力する
「select disk (No)」で変更対象のディスク番号を入力します。
本項目では「ディスク 2」が対象となっています。
list disk
【コマンド入力】「select disk X」
※「X」は対象ディスク番号を示します。
【ディスク属性の確認】「attributes disk」を入力する
ディスク属性を確認するために「attributes disk」を入力します。
ディスク属性確認
【入力】「attributes disk」
【現在の読み取り専用状態】「attributes disk clear readonly」を入力して読み取り専用属性を解除する
画面上に「現在の読み取り専用属性状態」の項目が「はい」と表示されていれば、対象のディスクが「読み取り専用」となっています。
それを解除するために「attributes disk clear readonly」を入力する事で、「読み取り専用属性」から「読み書き属性」に変更する事が出来ます。
読取専用→読取対応変更
- 【現在の読み取り専用属性】「はい」の場合は「読み取り専用属性」扱いとなる
- 【読み書き属性対応化】コマンド「attributes disk clear readonly」を入力する
【再確認】「attributes disk」入力後に現在の読み取り専用状態が「いいえ」と表示されていればOK!
念のために再度「attributes disk」を入力後に「現在の読み取り専用状態」の項目が「いいえ」と表示されていればOKですので、「コマンドプロンプト」を閉じます。
再確認方法
- 【コマンド入力】「attributes disk」を入力する
- 【現在の読み取り専用状態】「いいえ」と表示されていればOK
お疲れ様でした。
【補足】「ディスクの管理」での確認方法について
前述の「ディスクの管理」での確認方法は、下記の手順での操作後に「読み取り専用」という表記が消去されています。
ディスクの管理
- 【スタートボタン】「右クリック」する
- 【サブメニュー】「ディスクの管理」をクリックする
【ディスクの管理】対象ディスクが「読み取り専用」の表記がなければOK!
最後に
Windowsに接続中のディスクを「読取専用」から「書込可能」へ変更する方法を、標準ソフトの「コマンドプロンプト」を使用する手順について解説する記事でした。
まとめ・手順
- 【コマンドプロンプト起動】管理者として実行・起動する
- 【コマンド入力開始】「diskpart」を入力する
- 【DISKPART】「list disk」で接続中のディスク一覧が表示される
- 【list disk】「select disk (No)」で変更対象のディスク番号を入力する
- 【ディスク属性の確認】「attributes disk」を入力する
- 【現在の読み取り専用状態】「attributes disk clear readonly」を入力して読み取り専用属性を解除する
- 【再確認】「attributes disk」入力後に現在の読み取り専用状態が「いいえ」と表示されていればOK!
一見専用コマンドの入力は難しく感じるかもしれませんが、落ち着いて手順通りに進めれば変更出来ますよ。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。